世界遺産に登録された奥州藤原氏の栄華と悠久の歴史を知る
「平泉」エリアの観光音声ガイド

平泉エリア紹介
TOURIST Guide編集部
西貴輝

平泉エリア紹介

ひらいずみ
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平泉は岩手県の南西部に位置するエリアで、古くから『平泉』という名称で呼ばれてきた歴史ある地域です。
平安時代後期に奥州藤原氏(おうしゅうふじわらし)がおよそ百年にわたり理想郷を築くべく発展させてきた歴史を持ち、2011年には複数の史跡や遺跡が『仏国土(浄土)(ぶっこくど・じょうど)を表す建築・庭園及び考古学的遺跡群』として世界遺産に登録されました。
中尊寺(ちゅうそんじ)や毛越寺(もうつうじ)など、1200年以上もの間人々によって信仰されてきた寺社仏閣は、保存状態も良好で平泉を知るうえで欠かせないスポットのひとつとなっています。
また、古くから風光明媚な場所として知られてきた厳美渓(げんびけい)や猊鼻渓(げいびけい)など、一度は訪れたい観光地も点在しています。


平泉駅

A 平泉駅

平泉文化遺産センター

B 平泉文化遺産センター

毛越寺

C 毛越寺

中尊寺

D 中尊寺

達谷窟毘沙門堂

E 達谷窟毘沙門堂

蝦蟆ヶ池辨天堂

F 蝦蟆ヶ池辨天堂

道の駅 厳美渓

G 道の駅 厳美渓

厳美渓

H 厳美渓

猊鼻渓

I 猊鼻渓

岩手県一関温泉郷 真湯温泉

J 岩手県一関温泉郷 真湯温泉

スポット紹介

平泉駅

ひらいずみえき

平泉駅
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平泉駅は岩手県平泉町にあるJR東日本の駅で、1898年に開業し国鉄の駅として国有化され、120年の歴史を持っています。
2002年に「東北の駅百選」に選定されましたが、東日本大震災によって駅舎が甚大な被害を受けたため2012年にリニューアルし、待合スペースや観光案内所を設置し、周囲の景観との調和をとった建物になりました。
駅の周辺には、12世紀頃に栄えた奥州藤原氏(おうしゅうふじわらし)の遺構が点在し、駅の西北には中尊寺(ちゅうそんじ)や毛越寺(もうつうじ)など国指定の特別史跡や世界遺産が集まっており、駅からレンタサイクルやタクシーを使って観光を楽しんだり、平泉町巡回バス「るんるん」を使って歴史的遺産を巡ることができます。

平泉文化遺産センター

ひらいずみぶんかいさんせんたー

平泉文化遺産センター
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平泉文化遺産センターは、世界遺産に登録された平泉エリアの歴史を伝えるガイダンス施設です。
展示室では現代まで続く平泉の歴史を時系列で説明しており、地形模型や実際に出土した遺物の展示も行われています。
発掘調査で出土した考古資料が多数収められているため、800年以上昔の時代に思いを馳せながら平泉の歴史や文化について学ぶ事が出来ます。
展示物の中でも興味深いのは、「中尊寺ハス」の展示です。
「中尊寺ハス」は、中尊寺の4代目当主である藤原泰衡(ふじわらのやすひら)の首桶(くびおけ)に納められていたハスの種を開花させ、800年の時代を経てよみがえったハスです。
常設展示のほか、特別展示など数々のイベントも開かれています。

毛越寺

もうつうじ

毛越寺
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毛越寺(もうつうじ)は平泉町にある天台宗の寺院で、850年に慈覚大師 円仁(じかくだいし えんにん)によって開かれたとされています。本尊は、平安時代後期につくられた薬師如来像(やくしにょらいぞう)。平安時代奥州藤原氏によって築かれた境内は国の特別史跡に、庭園は特別名勝に指定されています。2011年には、平泉エリアの代表的な考古学的遺跡群の一つとして世界遺産に登録されました。
また毛越寺では、毎年1月20日に行われる二十日夜祭(はつかやさい)に「延年(えんねん)の舞」と呼ばれる舞が奉納されています。長寿を祈願して行われる舞で、「能」の原型であるとも考えられています。
「延年(えんねん)の舞」は平安時代から約800年にわたり毛越寺に伝わってきた伝統芸能であるとして、1977年、国の重要無形民俗文化財に指定されました。
奥州の、4ヶ所のお寺をめぐる「四寺廻廊(しじかいろう)」構成寺院です。

中尊寺

ちゅうそんじ

中尊寺
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中尊寺は平泉町にある天台宗東北総本山の寺院で、奥州藤原氏ゆかりの寺として知られています。平安時代後期に建立された仏堂「中尊寺金色堂(ちゅうそんじこんじきどう)」をはじめ、多くの文化財を有する歴史的な価値の高い寺院であるとして、2011年に世界遺産に登録されました。
金色堂は1124年に奥州藤原氏の初代 藤原清衡によって建てられ、当時の浄土教建築の技術を結集した建物として、国宝に指定されています。内部は3つの部屋に分かれており、建物の内外ともに総金箔貼りとなっており、祭壇の下部にある棺の中には奥州藤原氏4代の遺体が安置されています。
境内には伝教大師 最澄(でんきょうだいし さいちょう)の頃から灯され続けている「不滅の法灯(ふめつのほうとう)」を安置した本堂や、1684年に仙台藩主により新調された本尊 不動明王を祀る不動堂があり、東北における天台宗の本山として今もなお多くの参拝者を集めています。

達谷窟毘沙門堂

たっこくのいわや びしゃもんどう

達谷窟毘沙門堂
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達谷窟毘沙門堂(たっこくのいわやびしゃもんどう)は奥州藤原氏が栄えた800年前よりもさらに古い、1200年前、岩窟に創建された窟堂(いわやどう)です。
801年に、征夷大将軍である坂上田村麿公(さかのうえのたむらまろこう)が征夷の御礼として毘沙門天を岩窟に祀ったことで、達谷窟毘沙門堂と呼ばれるようになりました。
岩窟はかつてこの地で悪名をとどろかせていた者たちの砦として使われていましたが、激戦の末にこれを打ち破った坂上田村麿公は「毘沙門天(びしゃもんてん)に守られたおかげで戦に勝利した」として、九間四面の精舎を建て108体の毘沙門天を祀りました。それ以来、この地には必勝祈願の効験を求めて多くの参拝者が訪れるようになりました。
境内の姫待不動堂内に安置されている「丈六不動明王像(じょうろくふどうみょうおうぞう)」は平安時代につくられたとされ、県指定の文化財となっています。

蝦蟆ヶ池辨天堂

がまがいけべんてんどう

蝦蟆ヶ池辨天堂
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坂上田村麿公(さかのうえのたむらまろこう)の創建を傳える達谷窟毘沙門堂(たっこくのいわやびしゃもんどう)の前には、神の池と言われる蝦蟆ヶ池(がまがいけ)が広がっています。古来より、蝦蟆ヶ池に住むものは辨天(べんてん)様の使いであるとされ、境内での殺生(せっしょう)は禁じられています。
829年頃、慈覚大師(じかくだいし)が東国巡礼(とうごくじゅんれい)の旅に出た際に、五色の大きなガマガエルの姿を貧乏神の化身と見破り、逃げないように毘沙門堂の前に連れてきてお堂を建てました。そこでガマガエルを降伏させる、「「宇賀神(うがじん)」を頭に頂く八臂辨才天(はっぴべんざいてん)」を刻んで祀ったことで、「蝦蟆ヶ池辨才天(がまがいけべんざいてん)」として信仰されるようになりました。『金運や商売の神である辨才天(べんざいてん)が、貧乏神を降伏させている。』として、強力な金運のご利益があると語り伝えられており、現在も多くの参拝客が訪れています。

道の駅 厳美渓

みちのえき げんびけい

道の駅 厳美渓
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道の駅 厳美渓(げんびけい)は、岩手県の「南の玄関口」である一関温泉郷(いちのせきおんせんきょう)の中に位置する道の駅で、『もちと湯の郷(さと)』という愛称で知られています。国の名勝である厳美渓に近く、厳美渓の行き帰りに立ち寄れる施設として使えるよう休憩室や多目的ホールが設置されています。
地元産の新鮮な野菜などを販売する農産物直売所、餅文化展示室なども見どころの一つとなっています。地元のもち料理が食べられる施設としても有名で、館内にあるレストラン「ペッタンくん」では、8種類のもちが食べられる「和風もちセット」や毎月第4金曜日に開催される「もちバイキング」が人気を集めており、「日本一のもち文化」を誇る道の駅を目指しています。

厳美渓

げんびけい

厳美渓
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厳美渓は岩手県一関市にある渓谷で、全長2kmにわたって美しい渓谷が続いています。川の浸食によってできた奇岩の間の川の流れや、川を彩る新緑・紅葉が美しく、1927年に国の名勝および天然記念物に指定されました。春には桜、夏は新緑、秋には紅葉、冬は一面の銀世界を眺められ古くから景勝地として多くの観光客が訪れる場所となっています。
戦国大名として知られる伊達政宗もかつてこの地を訪れ、景色を楽しんだといわれています。岩場にあるかごにお金を入れると、対岸からロープをつたって団子を入れたカゴとお茶が降りてくる「かっこうだんご」もこの地ならではの名物の一つです。

猊鼻渓

げいびけい

猊鼻渓
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猊鼻渓(げいびけい)は岩手県一関市の南部に位置する渓谷で、厳美渓とともに風光明媚(ふうこうめいび)な景勝地として知られています。かつては地元の人々も場所を知らなかったほどの秘境であり、1923年に岩手県で初めて国の名勝に指定されました。現在は『東北の耶馬溪(やばけい)』と呼ばれ、一関市の西部にある厳美渓(げんびけい)とともに親しまれています。
高さ100mにもなる石灰岩の断崖絶壁の間を川が流れ、奇岩や滝がいたるところに点在し、幻想的な風景を生み出しています。船頭が棹(さお)一本だけで舟を操る舟下りが名物の一つとなっているほか、紅葉や藤の花の名所としても名高く、冬には、冬季限定でこたつに入って鍋を囲みながら川下りが楽しめる「こたつ舟」も運行されています。
舟旅の途中には岩場にあいた穴に「運玉(うんだま)」を投げ入れる運試しスポットがあり、福・愛・財などの10種類の玉から5個を選び穴に投げ入れ運試しをすることができます。

岩手県一関温泉郷 真湯温泉

いわてけんいちのせきおんせんきょう しんゆおんせん

岩手県一関温泉郷 真湯温泉
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岩手県一関温泉郷 真湯温泉は、岩手県一関市の西部に位置する温泉で、強酸性で知られる須川温泉(すかわおんせん)の「なおし湯」として知られています。
1846年頃に発見されたと言われており、傷ついた鹿が温泉で傷を癒していたことから『鹿湯』と呼ばれるようになり、そこから現在の名称になった言われています。なおし湯と呼ばれているのは、かつて須川温泉を利用した湯治(とうじ)客が真湯温泉にも必ず立ち寄っていたとことに由来しています。
夏の新緑から秋の紅葉まで、季節によって変化する景観を眺めながらの温泉は格別です。街道沿いにある温泉交流館の向かいには沢の水を直接引いた「ジャブジャブ広場」、その隣には宿泊専用のコテージがあり、テニスコートや林間歩道も完備しています。

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