首里城以外の見所も知りたい!
那覇エリアのおすすめエリア観光音声ガイド

那覇エリア紹介
TOURIST Guide編集部
西貴輝

那覇エリア紹介

なはえりあしょうかい
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那覇空港を筆頭に、那覇港、那覇バスターミナルが集まり、まさに沖縄本島の玄関口である那覇市。観光の出発点には、沖縄県立博物館・美術館がおすすめです。沖縄の歴史や風土、文化に加え、独特の信仰の基礎知識を得れば、首里城はもちろん、世界遺産の玉陵や、園比屋武御嶽石門といった琉球王国の史跡、琉球八社の沖宮や波上宮も、より理解が深まることでしょう。
一方、沖縄の生活文化をのぞくなら、地元の商店が集まる栄町市場や、石畳に赤瓦の景観が美しい壷屋やちむん通りが、のんびりとした沖縄らしい雰囲気です。
那覇は市内から空港が大変近い上、ゆいレールや路線バスなど公共の交通機関が充実。見所も比較的狭い範囲に集まっているため、観光しやすい街です。


対馬丸記念館

A 対馬丸記念館

沖宮(琉球八社)

B 沖宮(琉球八社)

波の上うみそら公園

C 波の上うみそら公園

波上宮

D 波上宮

福州園

E 福州園

壺屋やちむん通り

F 壺屋やちむん通り

沖縄県立博物館・美術館

G 沖縄県立博物館・美術館

栄町市場

H 栄町市場

スポット紹介

対馬丸記念館

つしままるきねんかん

対馬丸記念館
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対馬丸事件をご存知でしょうか。
沖縄の地上戦が始まる前の1944年8月、長崎に向かう疎開船「対馬丸」がアメリカ軍の潜水艦により撃沈されました。
疎開学童784名を含む約1500名の命が失われました。
事件から53年経った1997年、鹿児島県悪石島沖の沈没地点でようやく船体が確認されましたが、日本政府は引き上げ困難と判断。引き揚げに代わり、7年後の2004年に建設されたのが、この対馬丸記念館です。
館内には犠牲者の写真、遺品などが展示されていますが、その数の少なさに驚かれるかもしれません。
対馬丸事件はほとんど調査が行われず、また地上戦で多くのものが破壊された結果、犠牲者の数のわりに遺品がほとんど残っていないのです。記念館は、数少ない貴重な記録でパズルを埋めるように何があったのかを伝えています。
また、周辺に設置された対馬丸犠牲者を祀る慰霊碑「小桜の塔」や、生き延びた子供を想い名づけられた「ふんばるガジュマル」、「海鳴りの像」と題された母子像なども併せてお参りください。

沖宮(琉球八社)

おきのぐう(りゅうきゅうはっしゃ)

沖宮(琉球八社)
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沖宮の詳しい創建は不明ですが、15世紀中ごろという説があり、古来より航海安全と旅の無事を祈るべく、琉球の王や住民の厚い信仰を集めてきました。
拝殿は赤瓦の木造社殿で、沖縄らしい素朴な造り。拝殿の裏の階段をのぼった先に設けられた天燈山御嶽は、アマテラスオオカミである「天受久女龍宮王御神」が降り立ったといわれる大変神聖な場所です。
一方、境内には、十二支の守護神を祀る八坂神社や住吉神社のほか、弁財天宮には不動明王、権現堂には仏像が置かれ、琉球の神、ヤマトの神、仏がひとつの神社で祀られていることがわかります。
この沖宮がある奥武山は、かつては漫湖という湖に浮かぶ島でした。ここが埋め立てられて陸となり、運動公園ができたのは1959年のこと。
園内には、沖縄の産業に多大な貢献をもたらした偉人を祀る世持神社と、沖縄県護国神社のふたつの神社があります。

波の上うみそら公園

なみのうえうみそらこうえん

波の上うみそら公園
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神殿のようにそびえる三重城タワーから若狭海浜公園まで、海岸沿いに細長く続く波の上うみそら公園。
そのメインとなる那覇で唯一の海水浴場「波の上ビーチ」は、毎年4月に海開きする人工のビーチで、目の前に道路が走る一風変わった景観が特徴です。
ここではダイビングやシュノーケリング、バーベキューの設備が整い、都会でありながら海の遊びをひと通り楽しめます。
周辺の見所は、琉球八社のひとつで、沖縄の総鎮守として崇められている波上宮や、高野山真言宗の古刹、護国寺です。
また、西側に位置する三重城タワーや三重城港の「三重城」とは、かつて那覇港にあったグスクで、港の防衛と旅立つ人の無事を願う礼拝所を兼ねていました。
現在はうみそら公園にほど近いロワジールホテル那覇の裏手に、鳥居と小さな祠が祀られています。

波上宮

なみのうえぐう

波上宮
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 那覇港をのぞむ高台の上に立つ波上宮は、豊漁・豊穣、航海安全の神さまを祀り、「なんみんさん」という呼び名で親しまれている沖縄の総鎮守です。詳しい創建は不明ですが、もともとこの地は琉球国時代よりニライカナイの神々に祈りを捧げる聖地であり、ご神託により社殿を建てたことに始まるといわれています。
 ご祭神は、万物創造の女神 イザナミノミコト、ハヤタマヲノミコトとコトサカヲノミコトの三柱で、いずれも熊野信仰に由来します。境内にはほかにも、アマテラスオオミカミを祀る浮島神社の仮宮と、沖縄に繁栄をもたらした三人の恩人を祀る世持神社が鎮座し、世持神社はこちらの仮宮にご神体が祀られ、社殿は同じ那覇市内の奥武山公園にあります。
周辺は、眼下に波之上ビーチ、南側には沖縄最古の寺院、護国寺が隣接。旭ヶ丘公園には展望台や対馬丸記念館もあり、散策に適したエリアです。

福州園

ふくしゅうえん

福州園
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福州園は、那覇の姉妹都市である、中国は福建省福州市との友好都市締結10周年と、那覇の市制施行70周年を記念して、1992年につくられた庭園です。
池・石・木・橋・亭という5つの要素を組み合わせた風光明媚な中国様式の庭園は、福州市が設計、施工にたずさわり、資材も中国から取り寄せられました。園内は四季をあらわす構成で、福州の景観を模した造りとなっており、透かし窓の緻密な彫刻や、水と草木の調和が見事です。
この福州園がある那覇市久米は、かつて福建省出身の中国人が多く移り住んだ地域で、久米村と書いて「クニンダ」と呼ばれていました。ここから名前をとった「クニンダテラス」が福州園に隣接しており、無料の歴史展示室で当時の集落の様子などを紹介しています。

壺屋やちむん通り

つぼややちむんどおり

壺屋やちむん通り
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「やちむん」とは「焼き物」をあらわす琉球の方言。壺屋焼は沖縄を代表する焼き物で、赤土のシーサーや、子孫繁栄をあらわす魚の紋様はとくに有名です。
壺屋やちむん通りは、石畳の道に老舗の陶器店やギャラリー併設のカフェ、焼き物体験施設などが集まる人気の散策エリア。
この地域は沖縄では珍しく戦争被害が少なかったため、沖縄らしい風情あるまち並みの中に、琉球王国時代の登り窯「南ヌ窯」や、「東ヌカー」と呼ばれる共同井戸など、貴重な文化財がいまも残されています。
それらを眺めつつ、窯元の直営店やセレクトショップを巡り、時間をかけてこれという一品を探す過程が何よりの醍醐味。
巨匠と呼ばれる職人はもちろん、若手作家による作品も多く見られます。
また、ここで「やちむん」に興味が湧けば、西側に位置する那覇市立壺屋焼物博物館でその歴史や製法を詳しく学ぶことができます。

沖縄県立博物館・美術館

おきなわけんりつはくぶつかん・びじゅつかん

沖縄県立博物館・美術館
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愛称「おきみゅー」で親しまれている沖縄県立博物館・美術館は、ひとつの建物に博物館と美術館が一緒になった全国でも珍しい施設です。要塞のような外観は、よく見ると角が丸く、琉球石灰岩の質感と合わせて沖縄の城(グスク)を表現しています。
博物館常設展のテーマは「海と島に生きる」。入り口には足元にサンゴ礁を設け、海から陸へ導かれるイメージでここから古代、琉球王朝へと時間が進み、沖縄県としての近代史・現代史まで工夫を凝らした展示が続きます。一方、美術館では沖縄や沖縄にゆかりのある作家の美術作品を中心に展示。情報センターでは収蔵品に関するデータの検索や、沖縄関連の書籍、映像資料が閲覧できるほか、無料の音声ガイドも借りることができます。
「うちなー」の自然から民俗史、伝統文化、琉球王国の成り立ちにいたるまで幅広く学べるこの施設。沖縄観光に先駆けてぜひ訪れたいスポットです。

栄町市場

さかえまちいちば

栄町市場
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栄町市場は、戦後復興による区画整理の過程で計画的につくられた市場で、栄町という名前も住民投票により選ばれました。
周辺には「社交街」と呼ばれる歓楽街があり、かつては商業の中心地でしたが、現在は住民の高齢化に伴い、シャッターが閉まったままの店舗も目立ちます。
とはいえ、迷路のような入り組んだ通路にはいまも100軒以上の店が営業しており、昼間は商店の軒先で住民同士が買い物袋を片手にのんびりお喋り。
夜になると飲み屋に灯りがともり、どこからともなくテーブルや椅子が並ぶと、常連客が和気藹々と杯を交わし始めます。
有名な第一牧志公設市場と比べると規模は小さいものの、昔ながらの雰囲気を色濃く残し、安くておいしいものに出合える穴場です。
なお、飲食店を除き、日曜定休の店が多いため、市場を見学するなら平日の昼間がおすすめです。

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