対馬丸記念館
つしままるきねんかん
子供たちに平和と命の尊さを教え、
事件を正しく後世へ伝える為に開館
スポット紹介音声ガイド
更新日:
2021年08月04日
TOURIST Guide編集部
西貴輝
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対馬丸事件をご存知でしょうか。
沖縄の地上戦が始まる前の1944年8月、長崎に向かう疎開船「対馬丸」がアメリカ軍の潜水艦により撃沈されました。
疎開学童784名を含む約1500名の命が失われました。
事件から53年経った1997年、鹿児島県悪石島沖の沈没地点でようやく船体が確認されましたが、日本政府は引き上げ困難と判断。引き揚げに代わり、7年後の2004年に建設されたのが、この対馬丸記念館です。
館内には犠牲者の写真、遺品などが展示されていますが、その数の少なさに驚かれるかもしれません。
対馬丸事件はほとんど調査が行われず、また地上戦で多くのものが破壊された結果、犠牲者の数のわりに遺品がほとんど残っていないのです。記念館は、数少ない貴重な記録でパズルを埋めるように何があったのかを伝えています。
また、周辺に設置された対馬丸犠牲者を祀る慰霊碑「小桜の塔」や、生き延びた子供を想い名づけられた「ふんばるガジュマル」、「海鳴りの像」と題された母子像なども併せてお参りください。
スポット詳細情報
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〒900-0031
沖縄県那覇市若狭1-25-37
電話番号
098-941-3515
スポット種類
ミュージアム
営業時間
9:00~17:00(入館は16:30まで)
定休日
毎週木曜日、年末年始(12月31日~1月3日)
料金
大人 500円 中・高校生 300円 小学生 100円
交通手段
ゆいレール 県庁前駅から徒歩15分
パレットくもじ前から那覇バスで約5分、西武門下車、徒歩5分
※他、詳しくはHP参照
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