オフィスビルと洗練されたファッションブランドの街
「丸の内・皇居周辺」エリアの観光音声ガイド

丸の内・皇居周辺エリア紹介
TOURIST Guide編集部
吉川雅子

丸の内・皇居周辺エリア紹介

まるのうち・こうきょしゅうへん
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日本の首都にして国際都市の顔を持つ東京、その玄関口東京駅を背にした丸の内や皇居界隈、江戸から明治にかけて驚くべき速さで発展を遂げました。その後の戦争で、見るも無残な焼け野原になりましたが、奇跡とも呼べる復活に世界は目を見張りました。激動の歴史に翻弄されながらも、先進技術の導入と独特の伝統文化を守りながら今も進化を続けています。すべての新幹線が発着する東京駅の利用客は新宿、池袋に次いで日本で三番目の多さ。華やかな雰囲気に包まれた「オフィス街 丸の内」は、古くからサラリーマンやOLの憧れでもありました。また幸いにも戦禍を免れ、近代化のシンボルとして建物ごと保存されている美術館、さらには東京見物では誰もが立ち寄る皇居外苑など、東京の最先端と江戸文化が共存する丸の内・皇居エリアをご紹介します。


東京駅

A 東京駅

インターメディアテク

B インターメディアテク

東京ステーションギャラリー

C 東京ステーションギャラリー

大手町牧場

D 大手町牧場

出光美術館

E 出光美術館

皇居外苑

F 皇居外苑

東京国立近代美術館

G 東京国立近代美術館

スポット紹介

東京駅

とうきょうえき

東京駅
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東京駅が開業したのは1914年(大正3年)で、日本で初めて新橋、横浜間に鉄道が開通した1872年(明治5年)から、実に42年後のことでした。
何故、主要拠点となるターミナル駅の開発がこれほどまで遅れたのかというと、財政難によって民間の鉄道事業者にも路線の参入を認めてしまったためであり、またそれらをまとめ上げ、ネットワークとしてつなぐ発想がなかったことが原因でした。
しかし、東京の都市計画の一環として東北への路線を延ばすにあたり、新橋と上野間の開通が急務となり、ここからようやく東京駅の開業へとこぎつけることができました。
駅舎の設計は、当時を代表する建築家で、日本の景観に溶け込んだ、重厚な洋風建築の数々を手掛けた辰野 金吾氏が担当しました。
その後、空襲で駅舎の3階部分は焼失しましたが、急ピッチで2階建へと修復されました。今ではすべての新幹線が乗り入れるなど、各方面をつなぐターミナルの役割を果たしています。
また2013年(平成25年)には、創建当初の「赤レンガ駅舎」が見事に復元。年末に行われる「東京ミチテラス」では、ライトアップされた駅舎が放つ幻想的な美しさで話題を集めています。一方、駅舎の一角には伝統と格式を誇るホテルもあり、喧騒を離れた贅沢な空間を提供しています。

インターメディアテク

いんたーめでぃあてく

インターメディアテク
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日本郵便と東京大学総合研究博物館が協働で運営しているミュージアム、それがKITTEの2階と3階にあるJPタワー学術文化総合ミュージアム「インターメディアテク」です。
内部にある八角形の柱や床の板張りからは、かつての旧東京中央郵便局の風格が漂います。
また展示ケースは東京大学で使われていたものを再利用しており、巨大動物の骨格や東京大学の学術研究に寄与した標本類が展示されています。しかし、これらの展示物には、必要以上な説明はあえて施されていません。
つまりここでは説明書きを通して間接的に鑑賞するよりも、自分の眼で見て、発見し、驚くという体験の場としてのミュージアム空間を目指しているのです。いかにも東京大学らしい、見ることより考えることに重きを置いた「英知」にとんだミュージアム、言い換えれば壮大な社会実験の場でもあります。
そのため、より多くの人に訪れてほしいという思いから入館は無料となっています。
日常生活での問題や疑問を、とかくスマホやパソコンで解決しがちな現代人に、一歩立ち止まってじっくり考えることを奨めているような、そんなミュージアムでもあります。

東京ステーションギャラリー

とうきょうすてーしょんぎゃらりー

東京ステーションギャラリー
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東京ステーションギャラリーはその名の通り、東京駅構内にある美術館で、丸の内北口改札のそばにあります。1988年にオープンし、2012年には改修。駅を単なる通過点と捉えず、そこに行きかう人たちを取り込み文化の香りを発信したいという思いが込められています。2階の展示室は東京駅のシンボルでもある赤レンガ壁を使い、歴史感漂う雰囲気を今に伝えています。またそれとは対照的に、モダンなイメージの3階ギャラリーへとつながる吹き抜けには、改修前から使われていたシャンデリアやステンドグラスを配し、巧みなレトロモダンを演出しています。一方、ギャラリーのロゴはアルファベットの「T」を横に長くしたデザインとなっており、これはレンガ3個をつなぎ合わせる「目地(めじ)」をあしらったものなのだそうです。同時にこの3つの煉瓦は「近代美術の再発見、現代アートへの誘い、鉄道・建築・デザインの融合」をあらわしているということで、わき役であるはずの目地を強調することで、人・文化・芸術をつなぐ美術館でありたい、という願いも込められています。

大手町牧場

おおてまちぼくじょう

大手町牧場
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「オフィス街のど真ん中に牧場?!」と誰もが驚くような「大手町牧場」。東京駅前にあるオフィスビルのワンフロアーは、まさに本物の牧場のようになっており、約60頭もの牛やミニブタ、ヤギ、アルパカなどの動物たちが飼育されています。「大手町牧場」は、総合人材サービスのパソナグループが、後継者不足などによる人材難に悩む酪農分野での人材育成などを目的に開設しました。施設内では、「えさやり体験」などを通じて、直接動物たちと触れ合うことができます。ここで生まれた3匹の子ヤギもおり、その愛くるしい姿が人気を博しています。その他にも、併設する「大手町牧場カフェ」でバターやアイスクリームを作る体験イベントも開催されており、食育にも力を入れています。それにしても窓の外には急ぎ足で行きかうサラリーマンやOL、道路いっぱいの車の列、動物たちには一体どのように見えているのでしょうか?

出光美術館

いでみつびじゅつかん

出光美術館
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出光美術館は、帝国劇場と同じビルの9階に位置し、石油業で知られる「出光興産」の創業者 出光佐三(いでみつ さぞう)が収集した、日本の書画や中国・日本の陶磁器といった古美術を中心に展示を行っている美術館です。佐三がコレクションを始めたのは、郷土・福岡県にゆかりのある江戸時代の臨済宗僧侶で、「西の一休さん」の異名をとる仙厓義梵(せんがいぎぼん)の書画、「指月布袋画賛(しげつほていがさん)」に興味を持ったことがきっかけでした。仙厓は、「禅の心を理解したい」と思う当時の人々に向けて、ユーモアあふれる作品を数多く残しています。その後、事業の傍ら佐三が国内外で集めた作品を基にした収蔵品の数は、1万5千点にも達するそうです。館内には、鑑賞の後寛ぐためのロビーがあり、そこからは皇居周辺を一望できるほか、展示スペースとして茶室も設けられており、季節ごとの茶道具を鑑賞できます。「優れた美術品の収集、展示、保存が美術館の最も重要な使命である」という佐三の言葉を信条に、50年以上にわたり、積極的な展覧会活動を続けています。

※Attention※
館内でスマートフォンのご利用はできかねますので、予めご了承ください。

皇居外苑

こうきょがいえん

皇居外苑
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皇居には南北から挟みこむように、北側の「北の丸公園」、南側の「皇居外苑」と2つの公園があり、この「皇居外苑」は皇居に隣接した公園として一般開放されています。東京見物と言えば、まず皇居を挙げる人も少なくないでしょう。実際東京観光のスタート地点として、1年を通して国内外からの多くの観光客で賑わいを見せています。特に、丸の内側の皇居前広場は、砂利道の間に黒松が点在した芝生が植えられ、開放感いっぱいの広々とした空間を味わう事ができます。公園内の皇居前広場、渡って進めば二重橋、さらに幕末の激動でも有名な桜田門や坂下門は撮影スポットとしても知られています。またランニングコースとしても絶大な人気を誇り、時間を問わず、周辺を走るランナーの姿が多く見受けられます。のどかで、平和を絵にかいたような雰囲気ですが、終戦の玉音放送が流れた直後の様子や、流血の大惨事となったメーデー事件など、映像にも残されている激動の記憶が刻まれた場所でもあります。

東京国立近代美術館

とうきょうこくりつきんだいびじゅつかん

東京国立近代美術館
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東京国立近代美術館は、皇居のほど近くに建つ、日本で最初の国立美術館です。
最大の特徴は、横山大観、菱田春草、岸田劉生らの重要文化財を含む13,000点を超える国内最大級のコレクション。明治から現代までの日本美術の名作を海外の作品もまじえて多数所蔵し、会期ごとに選りすぐりの約200点を展示する所蔵作品展「MOMATコレクション」は、100年を超える日本美術の歴史を一気にご覧いただける国内唯一の展示です。
毎日14時から開催のガイドスタッフによる「所蔵品ガイド」は、一方向的に作品解説を聞くだけではなく、ガイドスタッフや参加者同士の対話によって深く作品を掘り下げていくプログラムで、まるで作品の謎解きをするかのような鑑賞体験ができると評判です。
また、最上階(4階)には「眺めのよい部屋」という名の休憩スペースがあり、大きな窓からは皇居の緑や丸の内のビル群のパノラマ・ビューをお楽しみいただけます。
年に数回、様々なテーマに基づいて国内外の美術作品を紹介する企画展も見逃せません。

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