出光美術館
いでみつびじゅつかん
出光美術館は、帝国劇場と同じビルの9階に位置し、石油業で知られる「出光興産」の創業者 出光佐三(いでみつ さぞう)が収集した、日本の書画や中国・日本の陶磁器といった古美術を中心に展示を行っている美術館です。佐三がコレクションを始めたのは、郷土・福岡県にゆかりのある江戸時代の臨済宗僧侶で、「西の一休さん」の異名をとる仙厓義梵(せんがいぎぼん)の書画、「指月布袋画賛(しげつほていがさん)」に興味を持ったことがきっかけでした。仙厓は、「禅の心を理解したい」と思う当時の人々に向けて、ユーモアあふれる作品を数多く残しています。その後、事業の傍ら佐三が国内外で集めた作品を基にした収蔵品の数は、1万5千点にも達するそうです。館内には、鑑賞の後寛ぐためのロビーがあり、そこからは皇居周辺を一望できるほか、展示スペースとして茶室も設けられており、季節ごとの茶道具を鑑賞できます。「優れた美術品の収集、展示、保存が美術館の最も重要な使命である」という佐三の言葉を信条に、50年以上にわたり、積極的な展覧会活動を続けています。
※Attention※
館内でスマートフォンのご利用はできかねますので、予めご了承ください。
〒100-0005
東京都千代田区丸の内3-1-1 帝劇ビル9階
03-5777-8600(ハローダイヤル)
ミュージアム
10:00~17:00
毎週金曜日は19:00まで(入館は閉館の30分前まで)
月曜日(ただし月曜日が祝日および振替休日の場合は開館)、年末年始および展示替期間
※2021年3月まで休館中
一般 1200円 高・大生 800円 中学生以下無料(ただし保護者の同伴が必要)
※展示によって変更となる場合がございます。詳しくはホームページをご確認ください。
JR有楽町駅国際フォーラム口から徒歩5分
東京メトロ有楽町線 有楽町駅、都営三田線 日比谷駅 B3出口から徒歩3分
東京メトロ日比谷線・千代田線 日比谷駅 有楽町線方面 地下連絡通路経由 B3出口から徒歩3分
※本ページに掲載の情報は掲載時点のものです。最新の情報と異なる場合がありますので、各スポットの最新情報は必ず各スポットのHPなどでご確認ください。