新しくて面白いものが必ず見つかる
渋谷・原宿・表参道・代々木エリアの観光音声ガイド13選

渋谷・原宿・表参道・代々木 エリア紹介
TOURIST Guide編集部
渋谷朋子

渋谷・原宿・表参道・代々木 エリア紹介

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流行に敏感で、自分らしさを求める若者が集う渋谷・原宿は、彼らに応え、時に導くように常に新しいもの、面白いものを発信しているエリアです。
プリクラやクレープの火付け役となった竹下通り、今や日本語の枠を超えた言葉と化した「カワイイ」ものを次々生み出すショップの数々。
若手クリエイターのイベントにも注目です。
一方、若者を卒業したオトナは、ケヤキ並木が美しい表参道へ。表参道ヒルズを筆頭に国内外のブランド店が立ち並び、ショーウインドウを眺めて歩くだけでも心湧き立つ通りです。
買い物や食事以外の見所といえば、明治神宮や代々木公園。都会とは思えない豊かな自然に驚かされることでしょう。
また、言わずと知れた渋谷駅前のスクランブル交差点やハチ公像も定番の名所です。


JR渋谷駅周辺

A JR渋谷駅周辺

キデイランド原宿店

B キデイランド原宿店

代々木八幡宮

C 代々木八幡宮

代々木公園

D 代々木公園

キャットストリート

E キャットストリート

明治神宮

F 明治神宮

東郷神社

G 東郷神社

竹下通り

H 竹下通り

DESIGN FESTA GALLERY

I DESIGN FESTA GALLERY

太田記念美術館

J 太田記念美術館

表参道ヒルズ

K 表参道ヒルズ

國學院大學博物館

L 國學院大學博物館

スポット紹介

JR渋谷駅周辺

じぇいあーるしぶやえきしゅうへん

JR渋谷駅周辺
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乗り入れ路線が多い渋谷駅。1885年(明治18年)に開業した当初は利用者が少ない駅だったと言われています。
現在、駅周辺には若者を惹きつける「渋谷109」や「バスケットボールストリート」、大人の女性に人気の「渋谷ヒカリエ」「渋谷マークシティ」に加え、複数の百貨店が集中し、一大繁華街を形成しています。
渋谷駅前交差点、通称「スクランブル交差点」で群衆が縦横無尽に行き交う様子は、国内外から人がわざわざ見に来るほどの名物風景。
1度に移動する人数は1,000人から多い時に3,000人にも及ぶといわれています。待ち合わせの定番、ハチ公像はこのスクランブル交差点のすぐ近くです。
また、映画館、美術館、劇場などが集まる「Bunkamura」をはじめ、各商業施設では展示会やイベントを頻繁に開催。中には入場無料のものもあり、食事や買い物と併せて気軽に立ち寄れるアートスポットは、渋谷の魅力のひとつです。

キデイランド原宿店

キデイランド原宿店
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国内外のキャラクターグッズであふれるキデイランド。今でこそおもちゃ屋の代名詞となっていますが、もともとは書店としてスタートしたことをご存知でしょうか。
創業者の橋立孝一郎氏が表参道に小さな書店を開いたのは1950年(昭和25年)のこと。当時、明治神宮の南側一帯はアメリカ軍関係者の居住区域となっており、お客様のほとんどが外国人でした。
このため、隣の玩具店も合わせて博多人形やこけしなどの日本土産も販売したところ、大盛況となったのです。
その後、時代と共に変化するブームやニーズをとらえながら、玩具専門店として急速に拡大。
クリスマスを筆頭に、ハロウィン、バレンタインといったイベントを積極的に日本に紹介し、「キデイランドへ行けば何か楽しいもの、面白いものが見つかる」という期待が人々の中に根付くようになりました。
ここ原宿店でも、地下1階から地上4階まで所狭しと商品が並び、とりわけ1階には現在流行しているもの、流行の1歩先をいくものが集められ、ここで最新のトレンドがわかります。

代々木八幡宮

よよぎはちまんぐう

代々木八幡宮
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代々木八幡宮は、鎌倉時代の1212年、神奈川県は鎌倉の鶴岡八幡宮からこの地に神さまをお迎えして建てた小さな祠が起源とされています。ご祭神は「八幡さま」として知られる応神天皇。文武の神として名高く、厄除開運や勝利・成功のご利益があるほか、母君である神功皇后にあやかり、安産、子育て、家内安全の祈願も寄せられます。
一方で、この神社を一躍有名にしたのは、境内の隅にある出世稲荷社です。出世運、仕事運のパワースポットで、芸能人も訪れるとテレビで紹介されたことで、当時は大勢の人が押し寄せました。
境内の見所は、ほかにも俳人・臼田亜浪の碑、復元された古代住居の「代々木八幡遺跡」があり、出土品の一部は神楽殿の隣にある陳列館に展示されています。

(陳列館は令和3年神楽殿改修工事のため拝観できない場合があります)

代々木公園

よよぎこうえん

代々木公園
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緑豊かな都会のオアシスである代々木公園。かつてこの辺りは陸軍の用地で、代々木練兵場がありました。戦後は日本を占領していたアメリカ軍の宿舎であるワシントンハイツとなり、1964年に土地が返還されたことで、東京オリンピックの選手村が作られたのです。代々木公園として開園したのは、オリンピックから3年後の1967年。当時使用されたオランダ選手の宿舎は、今でも「オリンピック記念の宿舎」として残されています。
公園は道路を挟んで北と南に分かれ、噴水、バラ園、展望デッキなど主な見所は北側に位置します。春は桜、秋はイチョウ並木が美しく、カワセミやアトリなど多くの野鳥が生息する憩いの場。南側は週末になると骨董市やライブ、世界の国々をテーマとしたフェスティバルなど様々なイベントが開催され、多くの人で賑わいます。

キャットストリート

キャットストリート
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お洒落なカフェや服飾雑貨、テイクアウトの店が立ち並ぶキャットストリート。
国内外の有名ブランドは、デパートやモールでは見られない、路面店ならではの個性的な建築も見所のひとつ。撮影スポットとしても人気があります。
古着屋も多く、小さな店舗は建物の上の階に入っている場合もあるため、看板に注意しながら歩くとよいでしょう。
この綺麗に整備され、若者で賑わう通りには、精米店や青果店など生活密着の店もこっそりまぎれています。
これは、昭和初期にこの辺りが住宅街だった頃の名残りです。
当時は民家の合間を渋谷川が流れていましたが、1964年(昭和39年)の東京オリンピックを機にフタをして遊歩道が作られました。
現在もキャットストリートの下には川が流れており、「宮下橋」「穏田(おんでん)橋」など、川にかけられていた橋の跡がところどころに残されています。
メインの通りからはずれたところにも魅力的な店が潜んでおり、散策がてらあちこち歩くと思いがけない発見があるかもしれません。

明治神宮

めいじじんぐう

明治神宮
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明治神宮は、明治天皇と皇后の昭憲皇太后をお祀りし、初詣は日本一の参拝者数を誇る関東随一の神社です。
参道を歩くと、東京の真ん中にこのような森が残っていることにまず驚かれるかもしれません。明治神宮の創建は1920年(大正9年)。これよりはるか昔から鎮守の杜が存在していたわけではなく、明治神宮のために国内外から集められたおよそ10万本の木が植えられ、人の手で造られた森なのです。創建時は数えるほどしかなかった鳥居より背の高い木々も、今日では鳥居を見下ろす高さに成長しています。
一方、社殿は太平洋戦争末期の空襲で焼失してしまい、現在の建物は1958年(昭和33年)に再建されたものです。
境内の見所は、御苑。緑豊かな庭園で、とりわけ6月に咲く花菖蒲の名所として知られているほか、パワースポットとして話題となった「清正井」もあります。
ところで、明治神宮のおみくじは「大御心」と呼ばれ、吉凶は記されていません。代わりにしたためられているのが、明治天皇と昭憲皇太后が詠まれた和歌です。こちらは木の枝に結ばず持ち帰り、人生の教訓として時折読み返すとよしとされています。

東郷神社

とうごうじんじゃ

東郷神社
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東郷神社は、日清・日露戦争で功績を残した日本海軍の指揮官、東郷平八郎をお祀りする神社です。東郷元帥が「勝利の神様」として崇められる最たる所以は、日露戦争における日本海海戦。戦艦「三笠」でロシアのバルチック艦隊を撃破し、艦隊決戦としては史上稀にみる大勝利を収め、世界にその名が知られるようになりました。
境内でいたるところに見かける黒・黄・青・赤のマークは「Z旗(ぜっとき)」と呼ばれる旗で、日本海海戦の折、戦闘員を鼓舞する意味合いで「三笠」に掲げられたものです。ほかにも海で闘った東郷平八郎にちなみ、境内には海軍特年兵の碑や、潜水艦殉国碑といった海軍関係の石碑がみられます。また、緑豊かな庭園もあり、池の北側に見える「東郷記念館」は結婚式場です。
ちなみに、現在、戦艦「三笠」は大幅に修復され、「世界三大記念艦 三笠」として神奈川県横須賀で一般公開されています。

竹下通り

たけしたどおり

竹下通り
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1970年代に地元の商店街として発展した竹下通り。元祖原宿名物のクレープは、この頃誕生しました。80年代後半にはタレントショップが爆発的に増え、90年代でストリートファッションやゴスロリ系が流行。2000年代に入ると外国人観光客が増加し、「カワイイ」という日本語が本来の意味を超え、文化的な意味合いを含む言葉に変化、浸透していきました。
現在も「原宿」というカルチャーを発信する最前線として、ファッション、雑貨、日本で最初のプリクラ専門店からコスチューム専門店にいたるまで、様々なショップが次々と新しいものを生み出しています。
客層は10代が中心のため、どの店も価格帯は比較的低め。賑やかできらきらした活気に満ちています。
あまりにも人が多く疲れてしまった際は、一旦通りを離れ、路地に入ってみましょう。
南側に「ブラームスの小径」「フォンテーヌ通り」といった裏道があり、石畳に赤煉瓦の壁や、ガス灯のような街灯がヨーロッパを彷彿とさせる、落ち着いた雰囲気です。

DESIGN FESTA GALLERY

デザインフェスタギャラリー

DESIGN FESTA GALLERY
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鉄パイプがからみついたような外観が真っ先に目を引くデザインフェスタギャラリー。ここは外国人向けのアパートを改装して1998年にオープンしたアートギャラリーです。
プロ・アマ問わず誰でも自由に作品を発表できるという、発信する側にとっても観る側にとっても貴重な場。そのジャンルは幅広く、イラストから工芸、壁画、立体アート、映像、アパレルにいたるまで多種多様。むしろ既存の種別で表せない芸術こそ面白みがあります。
ザクロの木が枝を伸ばす中庭にはカフェも併設。ここでも壁や食器など細かいところにクリエイターの息吹を感じます。また、隣接するお好み焼き・もんじゃ焼きの店「さくら亭」には壁一面に色鮮やかな絵が描かれ、国際色豊かな活気あふれる雰囲気です。
次世代を担うクリエイターのパワーがみなぎる注目のスポット。思いもよらないカタチの芸術、人との出会いが待っています。

太田記念美術館

おおたきねんびじゅつかん

太田記念美術館
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太田記念美術館は、明治生まれの実業家、5代目・太田清藏氏が長年に渡り収集した浮世絵を広く一般に公開する私設美術館です。
所蔵する作品は、本人が集めた12,000点を含めたおよそ14,000点にのぼり、個人の浮世絵コレクションとしては世界有数の規模だといわれています。常設展示はなく、月替わりのテーマで企画展や特別展を開催。たとえ浮世絵に馴染みがなくとも、「怖い浮世絵」「江戸の女子力」といった興味をひく展示テーマで、抵抗なく浮世絵の世界に入っていくことができます。
本来、浮世絵は額に入れて鑑賞するものではなく、手にとって気軽に眺めるものでした。描かれるものも、男前の歌舞伎役者から、いつか行きたい旅の名所、歴史の名場面やおいしそうな食べ物にいたるまで、崇高な芸術というよりは、ごく身近な大衆文化。肩のちからを抜いてお楽しみください。
なお、地下1階には、国内外で手ぬぐいを販売する手ぬぐい専門店「かまわぬ」の直営店が入っています。

表参道ヒルズ

おもてさんどうひるず

表参道ヒルズ
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表参道ヒルズは、商業施設を中心にギャラリー、住居などが集まる文化商業施設で、2006年にオープンしました。もともとこの地には関東大震災からの復興のために建てられた「同潤会青山アパート」があり、当時としては珍しい鉄筋コンクリートの共同住宅で、70年以上に渡り表参道のランドマークとなっていました。
このため建物の保存を求める声が多く、表参道ヒルズの東側には、青山アパートの壁や階段手すりを再生し、かつての姿を受け継いだ「同潤館」が作られました。設計には世界的に有名な建築家、安藤忠雄さんが携わっています。
商業施設は地下3階から地上3階まで。中心部は地下まで続く吹き抜け回廊で、この回廊がゆるやかなスロープとなっており、歩くだけでいつの間にか次の階に辿りついてしまうユニークな造りです。
ここで国内外の有名ブランドが最新のトレンドを発信。都会的で洗練された飲食店にも注目です。また、「同潤館」のギャラリーでは様々な展示会、アートイベントが催されています。

國學院大學博物館

こくがくいんだいがくはくぶつかん

國學院大學博物館
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國學院大學博物館は、年間6万人の来館者を誇る無料の博物館。大学併設の博物館ながら、休日も開館し、國學院大學の研究成果を広く一般に公開している施設です。
開館は1928年に遡り、考古学、神道関連を中心に約10万点の資料を収蔵。
うち約2000点を常時展示しています。広さ500坪程の展示エリアは、縄文土器や埴輪などを展示する「考古学」エリア、神社や祭りに関連する資料を展示する「神道」エリア、そして、大学の歴史や有栖川宮家ゆかりの資料を公開する「校史」エリアの3つに分かれています。
考古学の展示資料は、そのほとんどがレプリカでなく、本物を展示。また神職養成機関を持つ國學院大學ならではの神道エリアも必見です。
このほか常に幅広いテーマで企画展も開催しており、日本の歴史や文化に関する最新の研究に気軽に触れていただける場所となっています。近隣の神社と一緒に、渋谷で「日本のモノと心」を知ってみませんか。
オリジナルグッズを販売するミュージアムショップもございます。

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