龍王峡
りゅうおうきょう
火山活動を物語る岩の形や色の違い
奇岩の造形美を見ながら自然探求路を歩いてみよう
スポット紹介音声ガイド
更新日:
2019年07月08日
TOURIST Guide編集部
西貴輝
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太古の地殻変動で噴出した火山岩が鬼怒川に浸食されて生まれた峡谷が龍王峡です。
鬼怒川温泉と川治温泉の間に約3キロメートルに渡り、両岸の火山岩に龍がのたうつ姿のような形で浸食されていることから1950年に龍王峡と名付けられました。
龍王峡は火山活動を物語る岩の形や色の違いで「白龍峡」「青龍峡」「紫龍峡」の三つに分かれています。
下流の龍王峡駅から遊歩道を降りて進むと白龍峡が見え、全体が白っぽい流紋岩から成る岩が続きます。また虹見の滝や竪琴の滝が景観に彩を添えています。
ムササビ橋を超えると岩の色が青っぽく変わり、青龍峡(せいりゅうきょう)に入ります。
マグマが地表付近で冷やされて出来た長方形が規則正しく並ぶ柱状節理(ちゅうじょうせつり)や大きさも形も異なる岩と流れが美しいコントラストを描く大観、それにウサギが渡れるぐらい川幅が狭いということから名付けられた「兎はね」など、奇岩が織りなす光景が続きます。
そして最上流は紫龍峡で、紫がかった安山岩が連なり、龍の頭に相当する部分です。
さらに上流も、奇岩の造形美を見ながら歩く自然探求路として整備されていて3キロメートル先の川治温泉がゴールとなります。
スポット詳細情報
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〒321-2521
栃木県日光市藤原1357
電話番号
[日光市藤原観光課]0288-76-4111
スポット種類
観光名所、自然
交通手段
野岩鉄道 龍王峡駅下車すぐ
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