函館市青函連絡船記念館摩周丸
はこだてしせいかんれんらくせんきねんかん ましゅうまる
スポット紹介音声ガイド
更新日:
2019年06月06日
TOURIST Guide編集部
吉川雅子
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摩周丸は、本州と北海道を結んでいた鉄道連絡船のうちの一隻です。
1965年に就航した摩周丸は2代目で、初代摩周丸が引退した翌年に高速近代化船・津軽丸型の第5番船として建造されました。津軽丸型連絡船は、函館・青森間の所要時間を、これまでの4時間半から3時間50分に短縮し「海の新幹線」と呼ばれました。
50年以上前につくられた船ですが、あらゆる部分で操船の自動化(コンピュータ制御化)がはかられ、現代のGPSに相当する現在位置測定システムや衝突防止装置も搭載、人間が機器を操作するのは出入港時だけでした。
また、航海速力にも余裕がもたせてあり、20分程度であれば列車の遅れを海上でとりもどすことができました。
1988年青函トンネル開通とともに青函連絡船は終航となりました。
函館港で余生を過ごすように、博物館船となった摩周丸は、現役時代そのままの設備や機材なども公開され、関心を集めています。
実際に運航に携わっていた元船長のガイドツアーも行われており、知られざるエピソードにも驚かされます。昭和の貴重な遺産として後世に伝えたい歴史です。
スポット詳細情報
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〒040-0063
北海道函館市若松町12番地先
電話番号
0138-27-2500
スポット種類
モニュメント、ミュージアム
営業時間
夏季(4月~10月)8:30~18:00、冬季(11月~3月)9:00~17:00
定休日
無休
料金
大人 500円 小 中高生 250円
交通手段
R函館駅から徒歩4分、市電 函館駅前電停から徒歩5分
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