仙台東照宮
せんだいとうしょうぐう
スポット紹介音声ガイド
更新日:
2020年11月17日
TOURIST Guide編集部
西貴輝
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東照宮は徳川家康を祀る神社で、その筆頭は日光東照宮です。
仙台東照宮は仙台藩と徳川家の縁戚を含めた深い関係を象徴しています。
創建されたのは仙台藩二代目藩主・伊達忠宗の時代でした。
初代藩主の政宗が没した後政宗の霊廟である瑞鳳殿の建設を行い、大火事や大水害が続いたため、仙台藩の財政は極度に悪化し、徳川幕府に支援を依頼しました。
二代将軍の徳川秀忠は快く引き受け、仙台藩の財政は再建され感謝の証として東照宮建設を申し出たところ、三代将軍家光が許可し1654年に完成しました。
のべ80万人の労働力で五年の歳月を掛け総工費は2万両、現在の費用でおよそ20億円に達し、本殿や唐門には当時の技術を結集した七宝金具が施されました。
全国には500以上の東照宮がありますが、この七宝金具による装飾は仙台東照宮と日光東照宮の2ヶ所だけで、本殿含め5つの建物は国の重要文化財に指定されています。
また、御譜代町と呼ばれる伊達家の家臣達が形成した町が氏子町となり、創建の翌年から祭礼行事を営むなど仙台の守り神として崇められ、今も住民の心の支えとなっています。
スポット詳細情報
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〒981-0908
宮城県仙台市青葉区東照宮1-6-1
電話番号
022-234-3247
スポット種類
寺・神社、国宝・重要文化財
参拝時間
24時間参拝可能
定休日
無休
参拝料金
無料
交通手段
JR仙山線 東照宮駅から徒歩3分
公式HP
※本ページに掲載の情報は掲載時点のものです。最新の情報と異なる場合がありますので、各スポットの最新情報は必ず各スポットのHPなどでご確認ください。