旧海軍司令部壕
かいぐんしれいぶごう
日本兵によって掘られた指令基地
地下20メートルの深さは当時の様子を窺い知る
スポット紹介音声ガイド
更新日:
2021年04月27日
TOURIST Guide編集部
渋谷朋子
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旧海軍司令部壕は、1944年に日本兵3,000人によって掘られた旧海軍の指令基地です。
現在は空港から最も近い戦跡地として整備・公開されています。
クワやツルハシなどを使い、手作業で5ヶ月間かけて掘った地下壕が当時のまま残されています。
地下20メートルまで下りた先には、司令官室や幕僚室、暗号室など、300メートルに渡り、歩いて見学することができます。また資料館では壕内で発掘された遺品や兵士が家族に宛てた手紙を閲覧できるほか、年表や写真で沖縄戦について学ぶこともできます。
資料館に展示されている大田司令官の訣別の電文は、当時よく見られた「天皇陛下万歳」といった文言はなく、戦争に巻き込まれた沖縄県民の様子を事細かに記載し、県民に対する配慮を請う人間味あふれる内容で、心を打たれます。
なお、毎週金曜日は無料のガイドツアーが設けられ、前日までに連絡すれば予約可能です。
スポット詳細情報
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〒901-0241
沖縄県豊見城市豊見城236
電話番号
098-850-4055
スポット種類
ミュージアム、公園・庭園、歴史的建造物
営業時間
9:00~17:00(最終受付16:30)
定休日
年中無休
料金
大人 600円 小人 300円
交通手段
ゆいレール 旭橋駅下車、旭橋バス停からバス[98][55][88]で宇栄原団地前下車、徒歩約5分
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