和布刈神社
めかりじんじゃ
関門海峡の守り神
「人形供養」の神社としても知られています。
スポット紹介音声ガイド
更新日:
2019年06月14日
TOURIST Guide編集部
西貴輝
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関門海峡に面して社殿が建つ、九州最北の神社が和布刈神社です。
創建は西暦200年(仲哀天皇9年)と伝えられる歴史ある神社で、関門海峡の守り神として、この地を治めた多くの豪族、武将からの崇拝を得ていました。
神社の名前となった和布刈には、ワカメを刈るという意味があり、毎年の旧正月の未明には、神職に携わる3名が松明・手桶・鎌を持って海に入り、ワカメを刈り採って神前に供える和布刈神事が行われています。この様子は松本清張の小説、時間の習俗の冒頭にも描かれ、「この瞬間、時間も、空間も、古代に帰ったように思われた。」という幻想的な風景を連想させる描写が話題となりました。
神社の目の前に広がる海は、はやともの瀬とも呼ばれる流れの急な場所。航海の安全を願ういにしえ人が、この地に神社を建てたのでしょう。
古くなった人形、おもちゃ、お守りなどを供養してくれる「人形供養」の神社としても知られる和布刈神社。参拝の折には御朱印を頂き、記念とするのも良いでしょう。
スポット詳細情報
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〒801-0855
福岡県北九州市門司区大字門司3492
電話番号
093-321-0749
スポット種類
寺・神社
参拝時間
自由
料金
無料
交通手段
JR鹿児島本線門司港駅からバスめかり神社前下車
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