旧門司三井倶楽部
きゅうもじみついくらぶ
旧門司三井倶楽部は、三井物産門司支店の社交クラブとして、1921年(大正10年)にオープンしました。その後1949年(昭和24年)から昭和62年(1987年)までは、現在のJRの前身となる日本国有鉄道、すなわち国鉄の所有物となり、門鉄会館という名前で使用されていましたが、国鉄が分割民営化され、JRが発足したのを機に北九州市へ譲られ、1990年(平成2年)3月には、国の重要文化財に指定されました。
歴史的価値のある建物を有効活用するために、この年から移築作業が開始され、建物は門司区谷町から現在の場所へと移されています。
建物は大正ロマンをたたえるアールデコ調のデザインで、柱や梁に使用されている木材を外に出すハーフティンバーと呼ばれるスタイルも、歴史を感じさせます。
館内2階にある林芙美子資料館では門司出身の作家の足跡を知ることができ、同じく2階にあるアインシュタインメモリアルルームは、世界的科学者が三井倶楽部に宿泊した時に使用した部屋が当時の姿のままで保存されています。
また、1階には和風レストラン三井倶楽部があり、食事やお茶を楽しむことができます。
〒801-0852
福岡県北九州市門司区港町7-1
093-332-1000
国指定重要文化財
10:00〜17:00(入館は16:30まで)
1Fレストランは
11:00~15:00(オーダーストップ14:00)
17:00~21:00(オーダーストップ20:00)
無休(レストランは不定休)
2階のみ有料(大人150円 小中学生70円)
JR鹿児島本線門司港駅下車すぐ
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