瑞鳳殿
ずいほうでん
スポット紹介音声ガイド
更新日:
2020年11月13日
TOURIST Guide編集部
西貴輝
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瑞鳳殿は、仙台藩初代藩主 伊達政宗を祀る霊廟(れいびょう)で、政宗の死去後、遺言に基づき、江戸時代初期の1637年に建立されました。青葉城に広瀬川を挟んで対面し、経ヶ峯(きょうがみね)と呼ばれる、およそ70メートルほどの高台、ひときわ目立つ豪華な建築物が並びます。
藩の石高(こくだか)に合わせたと言われる、62段の石段を登った先に建つのが涅槃門(ねはんもん)、そして拝殿を経て瑞鳳殿へと繋がっています。
桃山風(ももやまふう)の豪華絢爛な建築様式が目を引きます。
寺院に変わって武士が権力を掌握し、経済力も含めその力を誇示する風潮と海外文化の流入で、華やかさを追求する気風が、寺社建築に注ぎ込まれたのが安土桃山時代でした。
瑞鳳殿は黒漆地に眩いばかりの金や朱、青など色彩鮮やかな装飾を施し、見る者を圧倒します。
また二代、三代の藩主を祀る善応殿(ぜんのうでん)、感仙殿(かんせんでん)も瑞鳳殿に通じる煌びやかな佇まいを見せています。
建物は戦災で焼け落ちたあと再建されました。
時代を超えて今に伝わるこの華やかな装飾は、ライトアップでは殊更美しく映え、スポットライトの光芒(こうぼう)を鮮やかに反射する幻想空間が現れます。
スポット詳細情報
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〒980-0814
宮城県仙台市青葉区霊屋下23-2
電話番号
022-262-6250
スポット種類
寺・神社
宗派
臨済宗
開館時間
9:00~16:30(12月、1月は30分短縮)
定休日
12月31日
料金
一般・大学生 570円 高校生 410円 小・中学生 210円
交通手段
仙台駅から市営バス 霊屋橋・瑞本殿入り口バス停下車、徒歩10分
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