糸数城跡
いとかずじょうあと
スポット紹介音声ガイド
更新日:
2019年07月08日
TOURIST Guide編集部
渋谷朋子
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糸数城は沖縄本島南部において最大の規模を誇る城跡で、築城年代は不明ですが、おそらく14世紀前半、玉城城の西の守りを固めるために造られたものと考えられています。
細く長く続く壮大な西側の石垣は、自然の崖を利用しつつ、大きさや形を揃えることなくそのまま石を積み上げた「野面積み」が特徴です。一方、北側と東側には正方形や長方形に切り出した石を組んだ「切石積み」がみられ、高さ6メートルの城壁「アザナ」は、物見台として利用されていました。
敷地内にはウタキもあり、石灯籠や香炉が置かれた拝所が設けられています。また、糸数按司の住居跡や墓所も遺されており、糸数の「誰」なのか、はっきりと名前が書かれているわけではありませんが、このグスクは玉城按司の三男の居城であった、という説が一般的です。ちなみに、「按司」とは身分をあらわす言葉で、地方の支配者を意味します。
スポット詳細情報
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〒901-0606
沖縄県南城市玉城糸数133
電話番号
[南城市観光・文化振興課] 098-946-8817
スポット種類
城・城跡、観光名所、遺跡
交通手段
那覇バスターミナルから琉球バス[53]志喜屋線で約40分、糸数入口下車、徒歩20分
那覇空港から車で60分
公式HP
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