五稜郭公園
ごりょうかくこうえん
五稜郭は、江戸時代末期に、幕府が北方防衛を目的として築城を計画して1866年に完成しました。
外に向かって突き出した角の部分のことを「稜堡」といい、それが五ヶ所設置されて、星形に見えることから「五稜郭」と呼ばれるようになりました。
その造りは近世ヨーロッパ式城郭に特徴的な構造で、異文化を多く取り入れ始めた函館ならではの城ともいえます。
箱館を半年間にわたって戦火に包んだ箱館戦争では、旧幕府軍の拠点となり、榎本武揚や土方歳三をリーダーとする陸軍部隊が戦った舞台としても知られています。
戦争終結後の1871年には解体され、広場となった跡地は明治の陸軍の練兵場として使用されましたが、1914年には公園として一般開放されました。以来、市民や観光客の憩いの場となっています。
そして築城から100年を記念して1964年に、高さ60メートルの五稜郭タワーが完成し、2006年にはさらに高い107メートルの二代目タワーが誕生しました。
また公園には約1600本の桜が植えられ、桜の名所としても知られています。
〒040-0001
北海道函館市五稜郭町44
[五稜郭管理事務所]0138-31-5505
公園・庭園、城・城跡、観光名所
郭内(堀の内側)
4月~10月 5:00~19:00、11月~3月 5:00~18:00
無料
市電「五稜郭公園前」で下車 徒歩約15分
函館バス「五稜郭公園入口」下車 徒歩10分
https://www.hakodate-jts-kosya.jp/park/goryokaku/
4月中旬~花見期間、公式HP「桜・紅葉情報」ページでライブカメラ映像を配信しています。
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