斎場御嶽
せーふぁーうたき
斎場御嶽は、琉球王国創造の女神、アマミキヨがつくった7つのウタキのひとつです。「せーふぁ」は「最高の位」という意味で、国王の聖地巡礼「東御廻り」や、最も地位の高い女性の祭司 聞得大君の就任儀式「お新下り」など、国家の重要な神事がここで行われ、王国一の聖地として崇められてきました。
最大の見所は、巨大なふたつの岩でできた洞門。光が差し込むその奥には、三庫理とチョウノハナ、というふたつの拝所があり、斎場御嶽で最も神聖な領域です。左手の茂みの向こうには、神の島、久高島を望めますが、かつてここは三方が岩で閉じられた場所だったといわれています。 薄暗い拝所に岩の隙間から太陽が差し込む様子を想像すれば、ここがどれだけ聖なる場所だったかがうかがえます。
かつては神域のため男子禁制で、庶民は女性であっても入口の「御門口」から先には入れませんでした。今では世界遺産に登録され、多くの人が訪れる観光名所となっていますが、祈りの場所ということをふまえ、心静かにお参りください。 なお、週末と祝日には有料のガイドツアーが設けられ、琉球王国の成り立ちや信仰、神話など、貴重な話を聞くことができます。
〒901-1511
沖縄県南城市知念久手堅地内
098-949-1899
世界遺産、歴史的建造物
[3月~10月]9:00~18:00(最終入館17:30、チケット販売時間は17:15まで)
[11月~2月]9:00~17:30(最終入館17:00、チケット販売時間は16:45まで)
※チケットは南城市地域物産館で販売
旧暦5月1日~3日、旧暦10月1日~3日
※2021年
6月10日(木)~6月12日(土)、11月5日(金)~11月7日(日)
※2022年
5月30日(月)~6月1日(水)、10月25日(火)~10月27日(木)
大人(高校生以上) 300円 小人(小・中学生) 150円
団体 200円(※団体20名以上)
那覇バスターミナルから東陽バス[38]志喜屋線で約60分、斎場御嶽入口下車、徒歩10~15分
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