新宿十二社熊野神社
しんじゅくじゅうにそうくまのじんじゃ
スポット紹介音声ガイド
更新日:
2020年06月12日
TOURIST Guide編集部
渋谷朋子
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副都心を象徴する高層ビル群の中、閑静に佇むのが、新宿十二社熊野神社です。
室町時代の1400年前後に熊野三山の神官を務める家柄の鈴木九郎(すずき くろう)が自信の産土(うぶすな)の神である十二所権現(じゅうにしょごんげん)を祀るために創建したと言われています。
入口は新宿中央公園の端にあり大鳥居が迎えてくれます。
大鳥居越しに本殿が控えており、都心に佇みながらも落ち着きのある空間です。
さらに本殿の背後には高層ビルがそびえ奇妙な好対照を描いていますが、歴史や伝統とモダンさが混在する大都市・東京ならではの光景です。
神社が最もにぎわうのは毎年9月に行われる例大祭です。
日本有数の繁華街「新宿」の守り神として、ビル街を氏子に担がれた神輿が練り歩く光景は、残暑の風物詩です。
また熊野三山を頂点に、全国にはおよそ3,000の熊野神社がありますが、新宿と同様に紀州人らに関わりがありました。
そして面白いことに、現在の和歌山県海南市(かいなんし)を出身とする彼らの名字は「鈴木」が多く、日本で最も多い「鈴木さん」のルーツと熊野神社は深い繋がりがあると言われています。
スポット詳細情報
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〒160-0023
東京都新宿区西新宿2-11-2
電話番号
03-3343-5521
スポット種類
寺・神社
参拝時間
24時間参拝可能
[社務所]9:00~17:00
定休日
年中無休
料金
無料
交通手段
地下鉄・都営大江戸線 西新宿五丁目駅から徒歩4分
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