倶多楽湖
くったらこ
スポット紹介音声ガイド
更新日:
2019年04月12日
TOURIST Guide編集部
西貴輝
keyboard_arrow_down
クッタラ湖は日本一丸いといわれるカルデラ湖で、周囲はおよそ8キロメートル。同じ北海道にあり、日本一の透明度を誇る摩周湖に次ぐ澄みきった水が特長です。「くったら」という名前は、アイヌ語で「イタドリの群生するところ」を意味する「クッタルシ」からきていると考えられています。ちなみに、イタドリは鳥ではなく、タデ科の植物です。
元々ほとんど生物がいない湖でしたが、明治43年に十和田湖と支笏湖(しこつこ)から養殖用にヒメマスの卵が移された結果、現在では自然繁殖できるまで数を増やしました。このヒメマスを語る上で欠かせない人物がいます。中尾トメという女性で、夫が起こした養殖事業を引き継ぐため、札幌から未開のクッタラ湖に移住。廃業した後も林業、炭売りなどを続け、63歳で亡くなるまで湖畔で暮らし続けました。大正期に西洋の服を着て颯爽と馬にまたがり、英語の書物を読むトメは「沼の奥様」と呼ばれ、今なお伝説のように語り継がれています。
スポット詳細情報
location_on
〒059-0641
北海道白老郡白老町虎杖浜
電話番号
[白老観光協会]0144-82-2216
スポット種類
自然
定休日
11月~4月下旬まで道路は冬季通行止め
交通手段
登別温泉街から車で約20分
※11月~4月下旬まで道路は冬季通行止め
公式HP
[白老観光協会]http://shiraoi.net/spot/
※本ページに掲載の情報は掲載時点のものです。最新の情報と異なる場合がありますので、各スポットの最新情報は必ず各スポットのHPなどでご確認ください。