正倉院正倉
しょうそういんしょうそう
スポット紹介音声ガイド
更新日:
2019年02月25日
TOURIST Guide編集部
西貴輝
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正倉院には聖武天皇の遺品や東大寺の年中行事の仏具、奈良時代の美術工芸品が収められています。中国・唐へ渡った遣唐使や留学生が持ち帰った唐やインド、ペルシャなどの工芸品など、シルクロードによって伝わったものが多いことで「シルクロードの終着点」と言われるようになりました。
正倉院とは、宮内庁の敷地内の正倉院のことですが、本来は役所や寺院の中心的な倉庫を示し、「校倉造」という三角形の断面の木材を井桁に積み上げる建築様式で756年頃創建されました。1200年以上も前の宝物であるにもかかわらず美しさを維持しています。保存状態が良い理由については、勅封制度によって天皇の許可なくむやみに美術品や工芸品を開くことができなかったこと、また小高い場所に高床式で湿度に強い檜でつくられ、湿損や虫害を防ぐことができたことなど、手厚く保護されていたからと考えられています。
毎年秋に奈良国立博物館で開催される「正倉院展」では、宝物の一部が出陳されています。
スポット詳細情報
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〒630-8211
奈良県奈良市雑司町
電話番号
[宮内庁正倉院事務所]0742-26-2811
スポット種類
国宝・重要文化財
営業時間
10:00~15:00
(正倉院展開催中は10:00~16:00※予定)
定休日
土・日曜日・祝日・
※振り替え休日と年末年始・その他行事のある日
料金
外構見学は無料
交通手段
・JR奈良駅、近鉄奈良駅から奈良交通バス(市内循環外回り)「東大寺大仏殿・春日大社前」下車、徒歩約15分
・JR奈良駅、近鉄奈良駅から奈良交通バス(青山住宅行、柳生行 等)「今小路」下車、徒歩約10分
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