羅漢寺 五百羅漢
羅漢寺 五百羅漢
スポット紹介音声ガイド
更新日:
2019年01月29日
TOURIST Guide編集部
西貴輝
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五百羅漢が安置されている羅漢寺(らかんじ)は、江戸時代に造られたアーチ型の石橋を渡ったところにあります。
建立は1700年代半ばで、銀山で働き亡くなった人や先祖の霊を供養するために商家や農民らの寄進で500体の羅漢像が作られ、それらを安置するために造られました。
寺の斜面に三つの石窟があり、中央には釈迦三尊仏(しゃかさんぞんぶつ)が座し、両脇には250体ずつの羅漢像が置かれています。
石窟の外側の岩は苔生し風雪の流れを感じさせます。
羅漢像は40センチ前後、喜怒哀楽の様々な表情で格好もすべて異なります。
お参りすれば、自分や家族、あるいは亡くなった先祖に似た表情に必ず会えるという言い伝えもあり参拝者は今でも後を絶ちません。
一方で鉱山で採掘に従事する人たちは、狭い坑道の重労働で足腰を痛めたり呼吸器系の病気を患うことも多く、短命で生涯を終えるのが普通でした。
このため仏教の教えを広めつつ、過酷な環境に置かれた人々の心を救済し、それによってこの地の安定を図る、人々の心のよりどころという役割もありました。
スポット詳細情報
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〒694-0305
島根県大田市大森町イ804
電話番号
0854-89-0005
スポット種類
寺・神社
営業時間
9:00~17:00
定休日
年中無休(臨時休館あり)
料金
大人 500円 小人 300円
交通手段
JR大田市駅からバスで28分、大森バス停から徒歩1分
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