大阪城西の丸庭園
おおさかじょうにしのまるていえん
西の丸庭園の名前は、豊臣秀吉の大坂城時代に西の丸がここにあったことに由来します。当時は多くの屋敷が立ち並び、秀吉の側室、京極竜子(きょうごくたつこ)も西の丸に居を構え、「西の丸殿」と呼ばれていました。秀吉亡き後は、正室 ねねが一時西の丸に住み、その後京都へ移ると、今度は徳川家康が入り、2代目天守閣の再建にたずさわっていたといわれています。残念ながらその際に秀吉の大坂城はことごとく埋め立てられてしまい、現在は見る影もありません。今日(こんにち)の西の丸庭園は、青々とした芝生が広がり、樹木の向こうに天守を臨む解放感あふれる空間。人で混み合う天守閣周辺から逃れてほっとひと息つける憩いの場です。ただ、ここも春には大阪屈指の桜の名所となり、大勢の花見客が詰めかけます。
園内にはパナソニックの創業者 松下幸之助氏から贈られた茶室「豊松庵(ほうしょうあん)」や、結婚式などが行われる大阪迎賓館があり、こちらのレストランは完全予約制になっています。
〒540-0002
大阪府大阪市中央区大阪城2
06-6941-1717
公園・庭園、城・城跡
[3月~10月]9:00~17:00
[11月~2月]9:00~16:30
※新型コロナウイルス感染拡大防止の為、変更となる場合があります。
詳しくは公式HPをご確認ください。
月曜日(月曜が祝日の場合は翌日)
年末年始(12月28日~1月4日)
※入園は閉園の30分前まで
大人 200円 中学生以下 無料
JR大阪城公園駅から徒歩約15分
地下鉄谷町線 谷町四丁目駅9番出口から徒歩約15分
※本ページに掲載の情報は掲載時点のものです。最新の情報と異なる場合がありますので、各スポットの最新情報は必ず各スポットのHPなどでご確認ください。