石見銀山

いわみぎんざん

石見銀山
スポット紹介音声ガイド
更新日: 2019年01月29日
TOURIST Guide編集部
西貴輝
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石見銀山は、戦国時代に発見されて以来およそ400年にわたって採掘がおこなわれました。発見当時は西日本の覇権を争う戦国大名によって争奪戦が繰り広げられ、江戸時代には徳川幕府の直轄地となりました。
最盛期には世界の銀の産出量のうち三分の一近くを、ここ石見が占めていたといわれています。このことからアジアとヨーロッパの経済・文化交流に、銀山が大きな役割を果たしていたことが伺えます。
石見銀山遺跡の最大の見所は、江戸時代初めに開発された600㍍にも及ぶ坑道「龍源寺間歩(りゅうげんじまぶ)」です。坑道内部の通路は大人がほぼ立って歩ける広さですが、鉱脈を追いかけて掘ったところは子どもでも狭く感じられます。壁面にはノミで掘った跡がそのまま残っており、排水のために垂直に掘られた竪坑も見ることができます。遺跡内には、手作業で採掘された痕跡が1,000か所以上確認されています。
かつて栄えた鉱山町は今日でも地域住民の生活の場となっており、鉱山遺跡と豊かな自然環境が一体となって文化的景観が作り出されています。こうした背景には、自然と共生して鉱山運営がおこなわれてきたことがあり、それが2007年に世界遺産に登録された理由のひとつにもなりました。

スポット詳細情報
電話番号

(一社)大田市観光協会 0854-88-9950

スポット種類

世界遺産

営業時間

[龍源寺間歩]
3月~11月 9:00~17:00
12月~2月 9:00~16:00

定休日

元旦

料金

施設によって異なる

交通手段

JR太田市駅からバスで30分、徒歩18分

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