露天神社(お初天神)
つゆのてんじんじゃ(おはつてんじん)
露天神社よりも「お初天神(おはつてんじん)」として知られるこの神社。江戸時代中期、遊女「お初」と醤油屋の手代「徳兵衛」が天神の森で心中した話を、近松門左衛門が人形浄瑠璃「曽根崎心中」に仕立て、当時一大ブームとなりました。お初天神の名は実際にあったこの事件に由来します。
江戸時代に一躍有名になったお初天神ですが、創建は6世紀ごろまで遡ります。もともとは曽根崎一帯の氏神として親しまれ、ご祭神は「恵比寿の神」として知られるスクナヒコナノオオカミ(少彦名大神)と、「大国主(おおくにぬし)」のオオナムチノオオカミ(大己貴大神)のいわゆる「国づくりコンビ」。商売繁盛、病気平癒、国土経営の守護神です。江戸時代になると学問の神さま、菅原道真(すがわらのみちざね)公が加えられ、境内には天神さまにおなじみの牛の像も鎮座しています。さらに明治に入り、日本国の守り神、アマテラススメオオカミ(天照皇大神)と、五穀豊穣を司るトヨウケヒメノオオカミ(豊受姫大神)が崇められるようになり、限られた敷地内に強力な神さまが勢ぞろい。かつての悲恋の地も、現在では縁結びをはじめ、多様な願いを抱いて多くの人が訪れます。
〒530-0057
大阪府大阪市北区曽根崎2-5-4
06-6311-0895
寺・神社、パワースポット
6:00~24:00
[社務所]9:00~18:00
無休
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