若草山
わかくさやま
スポット紹介音声ガイド
更新日:
2021年04月01日
TOURIST Guide編集部
西貴輝
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若草山は、標高342メートル面積33ヘクタールの芝生に覆われたなだらかな山で、その形が三つの笠を重ねたように見えることから、「三笠山」とも呼ばれています。山頂にある5世紀頃に作られたと言われる鶯塚古墳は、1936年に指定された国の史跡です。
若草山には、南ゲートと北ゲートの2つの入山ゲートがあります。山頂からは、大仏殿や五重塔、奈良市街が一望できます。
毎年冬に開催されるのが若草山焼きです。その起源には諸説あり、その昔、山頂の鶯塚古墳から幽霊が出て困っていたのが、山を焼くと不思議とおさまりました。それが、年が明けた1月頃まで山を焼かなければよくないことが起きるという迷信ともかさなり、通行人による放火が相次ぐようになりました。江戸時代末期頃から、それを見かねた奈良奉公所が立会いのもと、山を焼くようになったと言われています。
若草山焼きでは、大花火打ち上げ終了後、法螺貝とラッパの音を合図に若草山に御神火が点火され、真っ赤に燃え上がる姿は壮観です。
スポット詳細情報
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〒630-8211
奈良県奈良市雑司町
電話番号
0742-22-0375(奈良公園事務所)
スポット種類
自然
開山期間
3月第3土曜日から12月第2日曜日 午前9時~午後5時
※詳細は奈良公園事務所HP参照
料金
大人(中学生以上)150円 小人(3歳以上)80円
交通手段
JR奈良駅・近鉄奈良駅から奈良交通バス「春日大社本殿行」で終点下車 徒歩約5分
※本ページに掲載の情報は掲載時点のものです。最新の情報と異なる場合がありますので、各スポットの最新情報は必ず各スポットのHPなどでご確認ください。