春日山遊歩道
かすがやまゆうほどう
スポット紹介音声ガイド
更新日:
2019年02月25日
TOURIST Guide編集部
西貴輝
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春日山遊歩道は全長約9.4キロメートルの春日山原始林内にある遊歩道です。自然に畏敬の念を抱く伝統的自然観に守られてきた景観であることから、自然遺産ではなく文化遺産の一要素として世界遺産登録されています。
鬱蒼としげる巨木の中を進みながら、バードウォッチングや昆虫類の観察をしたり、ハイキングするには絶好のコースです。
春日山原始林は、1,100年以上前から、春日大社の聖域とされ保護されてきました。そのため都市近郊にありながらも原始的な姿をとどめています。その特異性と学術的価値の高さから、1955年には国の特別天然記念物に指定されました。
この原始林には高さ10メートルの「鶯の滝」とよばれる小さな滝があり、滝の音が鶯の鳴き声に聞こえることから、鶯の滝と呼ばれるようになりました。また、体が燃えるように赤く、別名火の鳥の異名を持つ絶滅危惧種のアカショウビンという野鳥が生息していることで知られています。
スポット詳細情報
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〒630-8212
奈良県奈良市春日野町
電話番号
0742-22-0375(奈良公園事務所)
スポット種類
世界遺産
交通手段
・JR奈良駅・近鉄奈良駅から奈良交通バス「春日大社本殿行」で終点下車、遊歩道入口(北)約5分
・奈良交通バス「市内循環外回り」で「東大寺大仏殿・春日大社前」で下車、徒歩約10分
・遊歩道入口(南)は奈良交通バス「春日大社本殿行」で終点下車、徒歩約10分
・市内循環バスで「破石町」下車、徒歩約10分
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