奈良国立博物館
ならこくりつはくぶつかん

奈良国立博物館は、1895年に奈良の古社寺伝来の仏教にゆかりある古美術品や考古遺品などの文化財保護を目的に開館しました。常設展のなら仏像館と青銅器館、特別陳列と名品展、正倉院展と特別展が開催される東新館・西新館の4館から構成されます。
なら仏像館は、明治時代に宮廷建築を多く手がけた片山東熊が設計したフレンチルネサンス高揚期の様式で設計された本格的洋風建築です。
1894年に完成し、1969年には国の重要文化財に指定されました。仏教が日本に伝わった6世紀から、奈良の天才仏師運慶・快慶が活躍した13世紀頃までの優れた仏教美術を数多く保有します。常時100体近い仏像が並びます。
東新館・西新館では恒例の正倉院展が秋に開催されます。会期日数は原則17日間とされ、展示された宝物は原則10年は再展示されません。正倉院におさめられた聖武天皇ゆかりの遺品や、遣唐使により中国からもたらされたシルクロードの美術工芸品からは、8世紀の国際的な東西文化交流がしのばれます。
青銅器館では、中国古代の青銅器約380点が常時展示されています。
〒630-8213
奈良県奈良市登大路町50

050-5542-8600(ハローダイヤル)
ミュージアム
9時30分~17時 (入館は閉館の30分前まで)
<開館時間の延長>
・毎週金曜、土曜は、名品展・特別陳列のみ20時まで開館
・3月12日(お水取り)、なら燈花会の期間、12月17日(おん祭)は19時まで開館
・なら瑠璃絵期間(2月8日~14日)は20時30分まで(金曜、土曜は21時まで)
※その他に臨時に開館時間を変更することがあります。
毎週月曜日(休日の場合はその翌日。連休の場合は終了後の翌日)1月1日
※その他に臨時に休館日を変更することがあります。
近鉄奈良駅下車 登大路を東へ徒歩約15分
JR奈良駅または近鉄奈良駅から市内循環バス外回り(2番)「氷室神社・国立博物館」バス停下車すぐ
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