東大寺 良弁杉
とうだいじ ろうべんすぎ
スポット紹介音声ガイド
更新日:
2019年01月11日
TOURIST Guide編集部
西貴輝
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二月堂の前の、ひときわ目をひく杉の木が良弁杉です。良弁僧正は東大寺を開山し、初代別当を務めた僧侶です。良弁杉にはこんな伝説が伝わります。
一羽の大鷲に連れ去られ、幼い良弁は、この杉のふもとに置かれます。義淵という名僧が良弁を拾い、寺へ連れ帰り養育します。良弁は義淵の元で修行に励み、後に良弁僧正と呼ばれるまでになります。
良弁僧正は自分の不思議な運命を仏縁として深く感謝し、大杉を父母と慕い毎日礼拝していました。ある日、杉の木に昔、大鷲にさらわれた子供を探しているという張り紙が貼ってあるのに気が付きます。良弁が張り紙の主を探すと、みすぼらしい老婆が出てきます。この老婆こそ、生き別れた息子を探して旅をするうちに落ちぶれてしまった母親であることを悟ります。
良弁の持っていた観音様のお守りが身元確認となり、2人は再会を喜んだといいます。
良弁杉の伝説は文楽や歌舞伎の演目としても語られています。
スポット詳細情報
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〒630-8587
奈良市雑司町406-1
スポット種類
観光名所
宗派
華厳宗
拝観・開館時間
24時間参拝可能
休日・休館
無休・境内自由
拝観料・入場料
無料
交通手段
JR大和路線・近鉄奈良線「奈良駅」から市内循環バス「大仏殿春日大社前」下車徒歩5分
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