東大寺 法華堂(三月堂)
とうだいじ ほっけどう (さんがつどう)
スポット紹介音声ガイド
更新日:
2021年03月23日
TOURIST Guide編集部
西貴輝
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法華堂は、奈良時代に建てられた東大寺最古の建物です。728年に夭折した基親王を供養するために聖武天皇により建立された東大寺の前身寺院、金鍾山寺の遺構とされてます。
建立当初、寄棟造りの正堂と礼堂が軒を接して並ぶ配置でしたが、鎌倉時代に礼堂を入母屋造りに改築して2棟をつなぎました。その姿は、天平初期建築の正堂と鎌倉時代の大仏様の特色を持つ礼堂が、時代を超えて美しい調和をたもっています。
堂内には、本尊の不空羂索観音立像をはじめ、梵天・帝釈天像、四天王立像など天平彫刻の宝庫となっています。中でも、執金剛神立像は、東大寺の初代別当良弁僧正が東大寺の前身寺院である金鐘山寺時代に発願された念持仏と伝わり、僧正の忌日である12月16日にしか開帳されない秘仏として知られています。
法華堂は、かつて法華会が毎年3月に行われたことから、三月堂という呼び名でも親しまれています。
スポット詳細情報
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〒630-8211
奈良市雑司町406-1
電話番号
0742-22-5511
スポット種類
国宝
宗派
華厳宗
拝観・開館時間
8時30分〜16時
休日・休館
無休・境内自由
入場料
大人(中学生以上):600円 小学生:300円
交通手段
JR大和路線・近鉄奈良線「奈良駅」から市内循環バス「東大寺大仏殿・春日大社前」下車徒歩5分
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