東大寺南大門
とうだいじなんだいもん
スポット紹介音声ガイド
更新日:
2019年01月11日
TOURIST Guide編集部
西貴輝
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東大寺南大門は、高さ約25メートルに及ぶ、国内最大級の山門です。
奈良時代に創建、現在の門は鎌倉時代の東大寺を復興した重源上人により再建されたものです。1203年に仁王像とともに竣工されました。
南大門は「宋」から招聘した技術者・陳和卿らと共に大仏様と呼ばれる建築技術で再建されました。
大仏様は巨大建築に向く様式で、天井を貼らず、屋根裏がむきだしになっているため、内部空間が広々と感じられる特徴があります。大仏様は重源上人の没後、次第に廃れたため、日本に現存する純粋な大仏様の建築物は、ここ「東大寺南大門」と兵庫県の「浄土寺浄土堂」の2棟のみです。
門の左右には、鎌倉時代を代表する奈良仏師、運慶・快慶一門作の金剛力士像が安置されています。現在後ろに安置されている石獅子は、重源上人が招聘した宋出身の石工・伊行末の作で、日本の宋風石像物の代表格と言われています。
スポット詳細情報
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〒630-8211
奈良県奈良市雑司町406-1
スポット種類
国宝
休日・休館
無休・境内自由
拝観料
無料
交通手段
JR大和路線・近鉄奈良線「奈良駅」から市内循環バス「大仏殿春日大社前」下車徒歩5分
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