猿山岬
さるやまみさき
猿山岬(さるやまみさき)は能登半島最西端にあって、日本でも有数の雪割草(ゆきわりそう)の群生地として知られる一方、崖伝いの道の先にあることから、能登の最後の秘境とも呼ばれています。
海抜は230メートル、日本海の外海に面しているだけに、その豪快な波しぶきは荒々しい日本海を象徴しています。
また海に面した民家はいずれも竹を細かく並べて編んだ「間垣(まがき)」と呼ばれる風よけがあり、季節風から家を囲って守るためで、厳しい自然環境の下にあることを窺わせています。
灯台が大正9年に設置され、今も現役で海上を照らしています。
GPSが活躍する時代ですが、かつては沖合を航行する船舶には灯台の光芒がさぞ心強かったことでしょう。
灯台の周囲は、全長3.4キロメートルの自然歩道が整備されており、なだらかな勾配があってハイキング気分が楽しめます。
沿道には雪割草の群生地があり3月中旬から4月上旬が見頃です。可憐な白や濃淡のピンク、紫の花が一斉に咲きほころび待ちわびた春の到来を告げています。
〒927-2285
石川県輪島市門前町吉浦〜深見
0768-42-1111
観光地
無休
無料
但し、ユキワリソウが咲く頃、猿山雪割草環境保全推進協力金として300円(ユキワリソウが咲き終わるまでの間。クレジットカード不可)
のと里山海道西山IC下車国道249号線約60分、深田地内交差点左折おさよトンネル経由15分 のと里山空港から60分
門前から北鉄奥能登バス五十洲行きで約32分、五十洲バス停下車、徒歩すぐ
[ほっと石川旅ねっと] https://www.hot-ishikawa.jp/spot/5481
※本ページに掲載の情報は掲載時点のものです。最新の情報と異なる場合がありますので、各スポットの最新情報は必ず各スポットのHPなどでご確認ください。