好古園
こうこえん
スポット紹介音声ガイド
更新日:
2021年08月04日
TOURIST Guide編集部
渋谷朋子
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好古園とは、姫路城を借景にした城内にある日本庭園で、1992年に市制100周年を記念して開園しました。
掘調査で判明した、1600年代に当時の当主・本多忠正(ほんだただまさ)が造営した西御屋敷跡、武家屋敷跡(ぶけやしきあと)に配置した庭園などを再現したものです。
総面積はおよそ1万坪で、園内に池を置き、周囲の草花や築山などを置いた景観を鑑賞する、池泉回遊式と呼ばれる庭園です。
鯉が優雅に泳ぎ、小さな滝を配置したものや、優美な蛇行が美しい曲水など、池の形も様々で後方の姫路城も重なって、息をのむような空間を創り出しています。
好古園の名称は藩校「好古堂」に由来します。
江戸時代最後の藩主・酒井家が前任地の上野国で開校し、その後姫路藩への国替えで移設したもので、文武両道の精神で子弟らの教育に努めてきました。
まるで時間が止まったかに思えるような雰囲気のある庭園は、江戸時代の風情そのままで数多くの時代劇作品のロケにも使われてきました。
あるがままの存在感と臨場感あふれる空間を感じ、思い出に残る時代劇の名場面やシーンを思い出しながら鑑賞するのも一興です。
スポット詳細情報
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〒670-0012
兵庫県姫路市本町68
電話番号
079-289-4120
スポット種類
公園・庭園、観光名所
営業時間
9:00~17:00(入園は16:30まで)
定休日
12月29、30日
料金
大人 310円 小中高生 150円
交通手段
JR姫路駅から徒歩約20分
JR姫路駅北口から神姫バス 姫路城大手門前 下車、徒歩約5分
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