湯畑
ゆばたけ
スポット紹介音声ガイド
更新日:
2019年01月15日
TOURIST Guide編集部
渋谷朋子
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ここに来るとまず目に入る、ずらりと並んだ木の箱のようなもの。「湯樋」と呼ばれるこの樋に高温のお湯を通すことで温度が下がり、そのまま滝つぼに落ちて近郊の宿や浴場に送られていく仕組みです。
また、ここでは年に4回ほど、この湯樋に流れるお湯を1本ずつ止め、樋の底にたまった湯ノ花と称する温泉の成分を採取し、乾燥させ販売しています。
こうした役割を担うこの大きな設備を「湯畑」と呼び、草津のランドマークとなっています。
草津温泉の泉質は非常に酸性度が高く、五寸釘を浸しておけばおよそ10日で溶けてなくなってしまうほど。滝の岩場を覆う緑のコケをご覧ください。
「イデユコゴメ」という藻の一種です。熱に強く、強酸性の泉質を好むこれらが生息していることからも、酸性度の高さがうかがえます。そのため草津は古来より湯治場として親しまれ、「草津の湯は恋の病以外はなんでも治す」と言われてきました。
湯畑を囲む石の柵には、その評判を聞きつけてここを訪れた著名人の名が刻まれています。
スポット詳細情報
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〒377-1711
群馬県吾妻郡草津町草津
電話番号
[草津温泉観光協会]0279-88-0800
スポット種類
観光名所、温泉
定休日
無休
料金
無料
交通手段
JR長野原草津口駅からJRバスで25分、草津温泉バスターミナル下車、徒歩約3分
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