金谷ホテル歴史館
かなやほてるれきしかん
「武家屋敷」から「サムライハウス」へと
金谷ホテルのルーツ「金谷侍屋敷」を辿る
日本初の西洋式リゾートホテル「金谷ホテル」のルーツ「金谷侍屋敷」は、約400年前に日光奉行所の役人の住まいとして建築された武家屋敷です。
代々東照宮雅楽(ががく)の楽士を務めていた金谷家が江戸後期に拝領し、1873年(明治6年)若干21歳の金谷善一郎(かなやぜんいちろう)が外国人向けの宿「金谷カテッジイン」を屋敷で開業しました。
「サムライ・ハウス」と親しみを込めて呼ばれた宿には多くの外国人客が宿泊しました。その中のひとりがイギリス人旅行家イザベラ・バードです。
バードは著書「日本奥地紀行」の中で宿の清潔さや心地よさについて細かく書き「日光」や「金谷」が欧米で知られるきっかけを作りました。1893年(明治26年)、善一郎は本格的な西洋式ホテル「金谷ホテル」を設立。宿泊施設としての役割を終えた金谷侍屋敷は長年大切に保存され、2014年に国登録有形文化財の指定を受け、2015年から「金谷ホテル歴史館」として一般公開されています。
〒321-1434
栃木県日光市本町1-25
0288-50-1873
歴史的建造物、ミュージアム
3月~11月:9:30~16:30
12月~2月:10:00~14:30
3月~11月:無休
12月~2月:月に2~3日の休業日あり
大人 400円 子人 200円
JR日光駅/東武日光駅から中禅寺温泉/湯元温泉行バスで、「金谷ホテル歴史館」下車、徒歩すぐ
日光宇都宮道路日光ICを出て神橋方面へ、神橋と並行する橋を渡り信号を左折、道なりに約900m右側、駐車場20台(レストラン前および国道を挟み反対側)
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