武家屋敷通り
ぶけやしきどおり
スポット紹介音声ガイド
更新日:
2021年12月07日
TOURIST Guide編集部
渋谷朋子
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「みちのくの小京都」と呼ばれる角館(かくのだて)を象徴するのが武家屋敷通りです。江戸時代初期に地域大名が、三方を囲む山と、直角にぶつかる川の地形を利用して、城下町として大掛かりな町づくりに着手しました。そして町割り(まちわり)と呼ばれる区画整理を行い、武家と町人の居住区を明確に分けて誕生したのです。桧木内川(ひのきないがわ)に沿って南北の通りを整備し、その中間を東西に、火除け(ひよけ)と呼ばれる防火用の広場を造って、北側を武士の住む内町(うちまち)、南を町人の住む外町(とまち)としました。武家屋敷通りはこの地域を治めた領主の芦名家(あしなけ)に仕える、いわばエリート武士の住居が集まっていました。現在は、南北700メートルの閑静な通りに6軒の屋敷が建っています。黒板塀(くろいたべい)に挟まれた門をくぐった先にある屋敷はいずれも風格に満ちています。特に畳敷きの座敷や板張りの縁側、苔むす庭など、江戸時代の家屋を思わせる空間に、誰もが動きを止めて浸っているようです。また敷地のシダレザクラやモミが、落ち着きある町並みを演出しています。桜の開花時期は桧木内川堤のソメイヨシノと併せピンク一色に包まれます。
スポット詳細情報
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〒014-0331
秋田県仙北市角館町
電話番号
[田沢湖・角館観光協会]0187-54-2700
スポット種類
観光名所
営業時間
施設により異なる
定休日
施設により異なる
料金
無料
交通手段
JR角館駅から徒歩で約15分
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