火振りかまくら
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スポット紹介音声ガイド
更新日:
2018年11月26日
TOURIST Guide編集部
渋谷朋子
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冬は深い雪に閉ざされる角館ですが、火を使った熱気あふれるイベントが「火振りかまくら」です。400年前から伝わる伝統行事で毎年2月13、14日に行われます。2メートルほどのワラで編んだ縄の先端に、小さな炭俵を取り付け、火をつけてふりまわすものです。
さながら紅蓮の龍がのたうち回るようにも見える炎の饗宴、縄を振り回す人を中心にして、闇の中に炎の輪が回る光景は、海外の先住民の祭りを見るような、野性味と神秘性にあふれています。
縄の持ち手は自身の身体を清め、水田に降りかかる災厄を落とし併せて五穀豊穣・無病息災を祈ります。
祭りの締めくくりは、高さ5メートルほどの木にワラを巻き付けて燃やす「天筆焼き」で、その年に厄年の人が点火します。やけどの心配もなんのその、大人に混じって子供も参加する祭り、観光客の飛び入りも大歓迎だそうです。
この時期の農家は農作業の準備期間で、かつては縄を編むのは重要な仕事でした。
雪深い山里で、春を待ちわびる日々から生まれた祭り、雪国ならではの、火に対する強い思いが感じられます。
スポット詳細情報
location_on
開催場所により異なる
電話番号
0187-54-2700
スポット種類
イベント
営業時間
開催場所により異なる
料金
無料
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