浮木神社
うききじんじゃ
スポット紹介音声ガイド
更新日:
2018年11月26日
TOURIST Guide編集部
吉川雅子
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浮木神社(うききじんじゃ)の創建年度は不詳ですが1769年(明和6年)、秋田藩士で儒学者にして俳人でもある益戸滄州(ますどそうしゅう)により漢槎宮(かんさぐう)と命名されたことから、少なくともそれ以前に建立されたものです。以来二つの名称が使われています。
浮木神社は流れついた浮木を祀り、塗装を施さない白木造りの珍しい神社です。
湖にせり出し石組みの土台に立つ神社は湖面の水位の変化で違った景観を見せてくれます。
すぐそばには「たつこ像」もあり、美しい湖面と神社を合わせて撮影できます。
浮木神社は豊漁の神様とも言われています。季節にもよりますが、神社の土台付近には湖面を黒く染めるほどの魚の群れが押し寄せます。これらはウグイです。
戦時中に湖の貯水量を増やすため強酸性の水を玉川から引き込みました。すべての魚類が絶滅する中、酸に強いウグイだけが生き残ったのです。
天敵だった大型の魚が姿を消し、個体種で生態系のトップに躍り出たウグイは、ほかの河川に比べ一回り大きくなりました。
神社ではこのウグイ用のエサも売っています。エサやりしながら大きさを確認してみませんか?
スポット詳細情報
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〒014-0511
秋田県仙北市西木町西明寺潟尻
電話番号
0187-47-2624
スポット種類
寺・神社
定休日
無休
交通手段
JR田沢湖駅からバス「田沢湖一周線」で下車、徒歩1分
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