御座石神社
ござのいしじんじゃ
スポット紹介音声ガイド
更新日:
2020年11月19日
TOURIST Guide編集部
渋谷朋子
keyboard_arrow_down
御座石(ござのいし)神社は田沢湖北岸にある神社で室町時代末期の頃のものです。秋田藩主 佐竹義隆公(さたけよしたか)が、田沢湖を周遊中に腰を掛けて休憩をとった石に因んでいます。石は湖を見渡す眺めの良い場所にあります。
石のそばには、一本の木から7種類の木が生えた「七色木(なないろぎ)」があります。この木は、根元の雨乞い石をまもるために自然に生えたということです。
その石を動かすと嵐になるという言い伝えがあり、昔の人は雨を降らせるために利用したのでこの名が付きました。
そして田沢湖のシンボル「たつこ像」の辰子が永遠の美貌を保つためお告げに従って飲んだ泉、潟頭の霊泉(かたがしらのれいせん)があります。水を飲むほどに喉の渇きを覚えまた飲み続けるうちに辰子は龍に変身してしまいました。御座石神社の左手後方には、鏡岩(かがみいわ)があります。
田沢湖は冬も凍らない湖です。深くにある水は温度変化の影響を受けず比較的暖かく冬になると上昇して湖面の水を温めるからです。一方で辰子と同じく龍になった八郎潟(はちろうがた)の守り神「八郎太郎(はちろうたろう)」と辰子が、田沢湖で逢瀬を重ねているからという珍説もあります。
スポット詳細情報
location_on
〒014-0602
秋田県仙北市西木町桧木内字相内潟
電話番号
0187-48-2630
スポット種類
寺・神社
拝観料
無料
交通手段
JR田沢湖駅よりバス「田沢湖一周線」で60分、徒歩1分
※本ページに掲載の情報は掲載時点のものです。最新の情報と異なる場合がありますので、各スポットの最新情報は必ず各スポットのHPなどでご確認ください。