鞍馬寺
くらまでら
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鞍馬寺は、鑑真和上(がんじんわじょう)の弟子、鑑禎(がんちょう)上人が毘沙門天を祀ったのが始まりと言われています。京都の北部の守護であり、山岳修行の聖地でもある鞍馬寺は、紅葉の名所としても有名で、境内から山々の美しい紅葉を堪能できます。
平安時代より、上皇をはじめ貴族や多くの女流文学者が霊山・鞍馬寺を参拝しました。枕草子(まくらのそうし)や更級日記(さらしなにっき)などにも述べられているだけではなく、紫式部の源氏物語にも出会いの場所として描かれています。本殿金堂の前に広がる石床(いしどこ) には金剛床(こんごうしょう)があります。
祀られている三尊尊天(さんぞんそんてん)は月の精霊、太陽の精霊、大地の精霊という三尊で、この金剛床にたち宇宙に向かって両手を広げ、天を仰ぐと宇宙と一体化でき、願いが叶うと言われています。なんともスピリチュアルなパワースポットでもあります。
こちらでは狛犬(こまいぬ)ならぬ、毘沙門天の使いである狛虎(こまとら)がお出迎えしてくれます。本殿金堂までは急な山道になりますので、途中はケーブルカーを利用し、本殿までの山道と石段を利用することになるので、体力を備えてゆっくり歩きましょう。
〒601-1111
京都府京都市左京区鞍馬本町1074
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075-741-2003
寺・神社、国宝・重要文化財
9:00~16:15
愛山費 300円
出町柳駅から叡山電車で「市原駅」下車、京都バスへ乗り換え「鞍馬」下車 仁王門まで徒歩3分
※仁王門から本殿金堂まで徒歩30分 またはケーブル2分と徒歩10分
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