輪島工房長屋
わじまこうぼうながや
スポット紹介音声ガイド
更新日:
2020年12月17日
TOURIST Guide編集部
吉川雅子
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輪島が誇る伝統工芸・輪島塗の職人育成と、観光客らとの交流を通じて理解を深めようとしているのが輪島工房長屋(わじまこうぼうながや)です。昔、輪島で大きな火災があり輪島塗に関わる塗師(ぬりし)職人の多くが焼け出されました。
このため、郊外に移転した寺院の跡地に長屋を建て、職人を一堂に住まわせて生活の場を再建しました。その後も職人らが続々と集まり、活気に満ちた場所になったそうです。その長屋が、平成15年に工房長屋として再現されました。
特長は、その名の通りコミュニティ重視です。見学、体験、展示販売、情報発信のスペースが長屋のように並んでいます。磨きと塗りを繰り返すなど100以上の工程をこなすため、根気が求められる職人を育成する職人工房は、話を聞きながら見学できます。
最も繊細な仕上げの上塗り工房では、窓越しの見学ですが、まさに職人芸が作り出す光沢の芸術に目を見張ります。また体験工房では、金粉を施して模様を描いたオリジナルの箸づくりにも挑戦できます。高級感あふれる輪島塗、近寄りがたいという声もありますがご安心を。長屋ですから、敷居の低さが魅力です。
スポット詳細情報
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〒928-0001
石川県輪島市河井町4-66-1
電話番号
0768-23-0011
スポット種類
観光地
営業時間
9:00~17:00
定休日
水曜日
料金
入館無料
交通手段
JR金沢駅から特急バスで約120分
道の駅輪島ふらっと訪夢から徒歩10分
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