金地院
こんちいん
スポット紹介音声ガイド
更新日:
2019年02月22日
TOURIST Guide編集部
渋谷朋子
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南禅寺の塔頭寺院(たっちゅうじいん)のひとつ「金地院(こんちいん)」は室町幕府の四代将軍、足利義持(あしかが よしもち)によって北山に開かれた寺院で、それを「黒衣の宰相」と呼ばれる以心崇伝(いしんすうでん)が現在の位置に移転させました。
そんな金地院の見どころは狩野派(かのうは)や長谷川等伯(はせがわとうはく)による襖絵(ふすまえ)、そして国の特別名勝に指定されている庭園です。
特に禅寺らしからぬ豪快さを見せる「鶴亀の庭」と名付けられた枯山水庭園は見事で、徳川家の繁栄を願った格式の高い庭園です。
ちなみにこの庭園は小堀遠州(こぼりえんしゅう)による設計図が残されており、小堀遠州が手掛けたという確実な証拠が残る貴重な存在とされています。
またせっかくならば特別拝観のエリアにも足を運んでみてはどうでしょうか。
小堀遠州好みの重要文化財の茶室「八窓席(はっそうせき)」、そして長谷川等伯の襖絵「猿猴捉月図(えんそくこうげつず)」は特別拝観で見ることができます。
基本的には事前申し込みとなりますが当日受付も可能な場合がありますので確認してみましょう。
スポット詳細情報
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〒606-8435
京都府京都市左京区南禅寺福地町86-12
電話番号
075-771-3511
スポット種類
神社・仏閣
宗派
臨済宗南禅寺派
参拝時間
9:00~17:00
(12~2月は16:30まで)
拝観料
一般400円 高校生300円 中・小学生200円
特別拝観は別途700円
交通手段
市バス「南禅寺・永観堂道」下車徒歩約10分
地下鉄東西線「蹴上」下車徒歩約5分
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