永観堂(禅林寺)
えいかんどう(ぜんりんじ)
スポット紹介音声ガイド
更新日:
2021年05月11日
TOURIST Guide編集部
渋谷朋子
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永観堂(えいかんどう)は正式名称を禅林寺(ぜんりんじ)という浄土宗西山禅林寺派の総本山。
なんといっても「もみじの永観堂」の異名をもつ京都屈指の紅葉名所として有名で、境内には約3000本というもみじが植えられており、晩秋の光景は圧巻のひとことです。
また紅葉の時期には例年ライトアップ拝観も開催されており、夜も思わず見とれてしまうような見事な光景が広がります。
そんな永観堂の歴史は平安時代、空海の弟子である真紹が真言宗の道場を開いたことにより始まります。
その約200年後、第7世永観が入山すると念仏道場へ姿を変えていきます。
元々は奈良東大寺の別当を務めていたという永観が、東大寺の宝蔵に秘蔵されていたものを持ち込んだとされているのが本尊の通称「みかえり阿弥陀(あみだ)」です。
ある時永観が阿弥陀像の周りを念仏しつつ行道していたところ、安置してあったはずの阿弥陀像が永観を先導して行道しているではありませんか!
驚いた永観が茫然としていると阿弥陀は左肩越しに振り返って「永観、おそし」と声をかけたといわれています。
そんな阿弥陀さまは今も歩みの遅い者を振り返って見守っている慈悲深い存在なのです。
スポット詳細情報
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〒606-8445
京都府京都市左京区永観堂町48
電話番号
075-761-0007
スポット種類
神社仏閣
宗派
浄土宗西山禅林寺派
参拝時間
10:00~17:00
拝観料
一般600円 小・中・高校生400円
交通手段
市バス「南禅寺永観堂道」下車徒歩約3分
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