河合神社
かわいじんじゃ
糺の森(ただすのもり)の南側に位置する河合神社は、女性に人気のパワースポット。「かものかわあいにいますおこそべじんじゃ(鴨川合坐小社宅神社)」ともいい、規模は小さいながら、初代天皇である神武天皇の母 タマヨリヒメノミコト(玉依姫命)をお祀りする、下鴨神社の第一摂社です。玉のように美しいタマヨリヒメは、安産、縁結び、美容など女性の願いをきいてくださる守り神。美しくなりたい女性には、なりたい顔を描けば願いが叶うという「鏡絵馬」が用意されています。
境内の西側に建つ小さなお社は、任部社(とべしゃ)。ご祭神のヤタガラスノミコト(八咫烏命)は、日本サッカー協会のシンボルとなっているため、サッカーの勝利祈願に訪れる方もいます。
また、境内には「方丈記」の作者 鴨長明(かものちょうめい)が晩年過ごした庵(いおり)の複製も展示されています。「方丈」とは「一丈四方」のこと。一丈はおよそ3メートル。この3メートル四方の小さな小屋で書かれた随筆が「方丈記」です。鴨長明は下鴨神社に仕える家系に生まれ、当時は「ただすのやしろ」と呼ばれたこの河合神社に務めることを望みましたが、叶いませんでした。なお、伏見の日野山(ひのやま)には「方丈石」と呼ばれる巨大な石があり、実際の庵の跡地だといわれています。
〒606-0807
[下鴨神社]京都府京都市左京区下鴨泉川町59
[下鴨神社]075-781-0010
寺・神社
[下鴨神社]
1月~2月 6:30~17:30
3月~5月15日 6:00~18:00
5月16日~8月15日 5:30~18:00
8月16日~9月 6:00~18:00
10月1日~15日 6:00~17:30
10月16日~12月31日 6:30~17:00
無休
京阪 出町柳駅から徒歩約7分
京都市バス4・205系統で新葵橋下車、徒歩約4分
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