祇園白川・巽橋
ぎおんしらかわ・たつみばし
スポット紹介音声ガイド
更新日:
2018年11月26日
TOURIST Guide編集部
西貴輝
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細く浅い白川にかかる巽橋(たつみばし)は、少し歩けば渡りきってしまう小さな石橋です。伝統的な京の町家を背景に、春は桜、夏の青葉、秋の紅葉(もみじ)はもちろん、冬の枯枝ですら絵になる、非常に風光明媚な祇園の名所。京都を舞台にしたテレビドラマにもよく使われるため、見覚えのある方も多いのではないでしょうか。
この橋で毎年6月に催される伝統行事「放生会(ほうじょうえ)」は、祇園の初夏の風物詩。殺生(せっしょう)を戒める仏教の教えをもとに、日々の食卓にのぼる生き物への感謝をこめ、捕獲した2,000匹の稚魚が舞妓や芸妓の手によって川にかえされます。
橋のすぐ側には、祇園白川のランドマーク的な存在である辰巳大明神(たつみだいみょうじん)。祠のような小さな神社で、創建や由緒は不明ですが、一説によるとその昔、この辺りでタヌキがヒトを化かして川の中を渡らせていたため、困った人々がタヌキを祀る祠を建てたところいたずらが収まった、という言い伝えがあります。現代では祇園という土地柄から、商売繁盛や芸事(げいごと)の神さまとして、地元の方に愛されています。
スポット詳細情報
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〒605-0085
京都府京都市東山区末吉町大和大路通四条上る
スポット種類
観光地
交通手段
京阪 祇園四条駅から徒歩約3分
阪急 河原町駅から徒歩約5分
京都市営バスで四条京阪前下車、徒歩約3分
公式HP
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