知恩院
ちおんいん

スポット紹介音声ガイド
更新日:
2018年11月26日
TOURIST Guide編集部
西貴輝
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知恩院(ちおんいん)は、八坂神社近くにある浄土宗総本山で、開祖・法然(ほうねん)により1175年(承安(じょうあん)5年)に、この地で始めた布教活動が起源です。法然の教えは、「南無阿弥陀仏(なむあみだぶつ)」の念仏を唱えれば、いかなる人間もすべて極楽に行けるという、衆生救済(しゅじょうきゅうさい)の思想で、武士や、相次ぐ戦乱による社会不安で困窮に苦しむ庶民に、幅広い信仰を集めました。
今では地元市民や信徒からは「ちおいんさん」という、親しみを込めた愛称で呼ばれています。
浄土宗の信徒でもあった徳川家康から三世代にかけて寺域の拡大・造営が行われ、現在の規模に至りました。
三門や法然上人像を安置する御影堂(みえいどう)は幅45メートルと巨大かつ豪華な造りで国宝に指定されています。
また境内上部には法然上人の遺骨が眠る廟(びょう)があります。伽藍(がらん)に感嘆する参拝者もここの静寂な空間では、静かに手を合わせる姿が見受けられます。
ところで知恩院には、七不思議の言い伝えがあります。
歩くと鶯の鳴き声のような音が出る廊下、大方丈入口に置かれた大杓子などで、ぜひ自分の目でご確認ください。
スポット詳細情報
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〒605-8686
京都市東山区林下町400

電話番号
075-531-2111
スポット種類
寺・神社
営業時間
9:00~16:30(16:00受付終了)
定休日
無休
料金
友禅苑300円 方丈庭園400円
交通手段
地下鉄東西線『東山』駅下車 徒歩8分
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