ちちぶ銘仙館
ちちぶめいせんかん
スポット紹介音声ガイド
更新日:
2020年11月18日
TOURIST Guide編集部
吉川雅子
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ちちぶ銘仙館は、秩父伝統の絹織物、秩父銘仙の伝統を伝える資料館です。
秩父地方は盆地で稲作に適さないため養蚕が盛んでした。
銘仙とは玉糸と呼ばれる節が多い太い糸を使用した絹織物で作業着や普段使いの呉服に使用され、大正から昭和初期には大衆着として人気を集めていました。
このため秩父では最盛時には住民の半数以上が何らかの形で銘仙の生産に関わっており地域の基幹産業となっていました。
銘仙館では繭から糸を摂り紡ぐ機械が揃った作業室をはじめ、織り上がった布地を染める捺染(なっせん)室などを見学できます。
特に捺染は秩父独特の方法で、仕上がった布を染めるのではなく、糸の状態で染めて布を織るという「ほぐし捺染」という手法です。
これにより布の裏表の色合いが同じ生地ができるという利点があります。
体験コーナーでは、高機(たかはた)を使った本格的な手織り体験でオリジナルのコースターを作ることができるほか、ハンカチなどの染色の体験もできます。
スポット詳細情報
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〒368-0032
埼玉県秩父市熊木町28-1
電話番号
0494-21-2112
スポット種類
観光名所
営業時間
9:00~16:00
定休日
年末年始
料金
大人 210円 中学生 100円 小学生 100円
交通手段
西部秩父線 西武秩父駅から徒歩5分
秩父鉄道 御花畑駅から徒歩10分
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