雲場池
くもばいけ
スポット紹介音声ガイド
更新日:
2018年09月12日
TOURIST Guide編集部
西貴輝
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雲場池(くもばいけ)は大正時代に貿易商の野澤源次郎(のざわげんじろう)が、自身のホテル内に湧いていた湧き水をせき止めて形成した人工の池です。
その湧き水はお水端(おみずばた)と呼ばれ親しまれて来ましたが、諸大名や宮家(みやけ)の御膳に用いられたことから御膳水(ごぜんすい)と名付けられました。
その水を湛える雲場池は一周20分ほどで散策できる手軽な池で、天皇陛下も散策を楽しまれました。
冬には白鳥が飛来していたことから、外国人の間ではスワンレイクとの愛称も得ていました。
今ではカルガモが生息しており、毎年子どもを産んでは観光客の注目を集めています。夏の終わりには、白い野草がレースのように咲き、秋にはカラマツやモミジが彩りを放つ紅葉(こうよう)の一大名所となります。
雲場池から軽井沢プリンスショッピングプラザへ抜ける散策路なども整備されています。
軽井沢には昔から、民話に登場する「デーランボー」がいると伝わっています。
頭は雲を突き抜け、浅間山をひとまたぎ、野生の猪を食べるデーランボー。
細長い雲場池の形は、デーランボーの足跡ではないかとも言われています。
スポット詳細情報
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〒389-0102
長野県北佐久郡軽井沢町六本辻
電話番号
0267-45-8579
スポット種類
観光名所、自然
定休日
無休
料金
無料
交通手段
上信越自動車道 碓氷軽井沢ICから車で約25分
しなの鉄道 軽井沢駅からタクシーで約4分
JR北陸新幹線 軽井沢駅からタクシーで約4分
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