福岡城跡
ふくおかじょうあと
福岡城は、豊臣秀吉の軍師として活躍した黒田如水(くろだじょすい)と息子の長政(ながまさ)によって、17世紀はじめに7年の歳月をかけて築城されました。如水は現在の兵庫県がある播磨の生まれですが、九州征伐(きゅうしゅうせいばつ)の恩賞を受けて現在の大分がある豊前の地に移り住みました。その後息子の長政が関ヶ原の戦いで武功を挙げると、徳川家康から筑前(ちくぜん)の国を賜り、親子そろってこの地へ移ってきました。「福岡」という名前が見られるのもこの時代からで、長政は黒田家ゆかりの地である岡山県の備前国邑久郡福岡(びぜんのくにおくぐんふくおか)から名前を取り、「福岡城」と名付けました。また、古くから町人の街として栄えた博多に対して城下町「福岡」ができたのも同時期で、両都市は今なお双子都市としての性格を持っています。
福岡城は明治初期に発令された廃城令により解体されているため現在は福岡城跡として石垣しか残っていませんが、敷地内にある「福岡城むかし探訪館」において、模型から当時の面影を知ることができます。
〒810-0043
福岡県福岡市中央区城内1-4周辺
[福岡城むかし探訪館]092-732-4801
城・城跡
[福岡城むかし探訪館]9:00~17:00
無休
[福岡城むかし探訪館]12月29日〜1月3日
無料
地下鉄 赤坂駅、地下鉄 大濠公園駅から徒歩約8分
福岡城・鴻臚館前バス停、福岡市美術館東口バス停、大手門・平和台陸上競技場入口バス停から徒歩5~8分
[福岡城むかし探訪館]http://fukuokajyo.com/
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