鴻臚館跡展示館
こうろかんあとてんじかん
スポット紹介音声ガイド
更新日:
2018年11月09日
TOURIST Guide編集部
大岡久仁
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「鴻臚館」は、7世紀後半に建てられた古代の迎賓館で、外交や海外交易を行う施設として、11世紀までの400年間 遣唐使や新羅(しらぎ)の使節団、商客らを迎え入れていたといわれています。前身は筑紫館(つくしのむろつみ)とされており、日本書紀に「688年 新羅国使を筑紫館でもてなした」との記述もあります。筑紫館から「鴻臚館」という名に変わったのは平安時代初期で、唐の外務省に相当する役所「鴻臚寺(こうろじ)」に由来し、「鴻」は大きい、「臚」は伝えるという意味を持っています。
鴻臚館は京都の平安京、大阪の難波、そして福岡の3ヵ所に設けられましたが、その中で遺跡が確認されているのは、福岡の鴻臚館跡のみです。1987年、遺構の残存が発見され、翌年から発掘調査が始まりました。発掘された遺跡を風雨から保護するために覆屋(ふくどう)を建て、礎石などの遺構を発見した当時のままの姿で展示しています。
スポット詳細情報
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〒810-0043
福岡市中央区城内1
電話番号
092-721-0282
スポット種類
観光名所、ミュージアム、遺跡
営業時間
9:00~17:00
定休日
12月29日~1月3日
料金
無料
交通手段
地下鉄 赤坂駅から徒歩7分
公式HP
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