白川郷 田島家養蚕展示館
しらかわごう たじまけようさんてんじかん
スポット紹介音声ガイド
更新日:
2020年11月06日
TOURIST Guide編集部
吉川雅子
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白川村は山間の狭く痩せた耕作地で、冬は積雪が数メートルにもなる豪雪地帯のため、かつては養蚕業が貴重な現金収入源でした。今では行われなくなった養蚕業にまつわる資料を唯一展示しているのが旧田島家合掌造りの家屋です。白川村の繭は良質で、京都西陣織にも使用されるほどその価値は認められ、高値で取引されていました。合掌造りの家屋は、その構造的な特徴を生かして上の階を養蚕に利用していました。展示館内部は幾重にも巻いた縄で固定された屋根裏を再現し、実際に使っていた道具などが展示されていて当時の雰囲気が伝わってきます。さらに貴重な昔懐かしい映像資料の放映もあり、来館者が理解しやすいようになっています。白川郷では将来に向けての養蚕復活プロジェクトを発足し、その一環として実際に蚕の飼育を行い、時期によっては蚕が桑の葉を食べるところなどを公開しています。
スポット詳細情報
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〒501-5627
岐阜県大野郡白川村荻町字中屋2643-2
電話番号
090-2682-5281
スポット種類
ミュージアム、観光名所
営業時間
9:00~16:30
※ご見学の際はマスクの着用をお願いいたします
定休日
蚕がいなくなり次第、長期休館
料金
中学生以上 200円 小学生以下 無料
交通手段
JR高岡駅から加越能バスで約2時間、白川郷バスターミナル下車、徒歩約17分
公式HP
[白川郷観光協会]https://shirakawa-go.gr.jp/see/2350/
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