神田家
かんだけ
スポット紹介音声ガイド
更新日:
2020年11月06日
TOURIST Guide編集部
吉川雅子
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神田家は、江戸時代後期に建てられた合掌造り家屋の見学施設です。神田家は和田家の次男である和田佐治衛門が分家し、この地に居を構えたのが始まりです。白川村は土地が少ないため分家するのは容易ではなく、極めてまれな分家の例です。和田家の次男ではありますが、この地に産土八幡宮(うぶすなはちまんぐう)の「神田(しんでん)」があったことから分家と同時に神田(かんだ)と性を改めました。神田家の合掌造りは、江戸後期に石川県の宮大工によって十年の歳月をかけて建てられました。太さが60センチメートルもの松の木の梁が見事です。大家族に対応するために中2階が作られているところが特徴的です。使用人や独身兄弟などが中2階で寝起きをしたと考えられていますが、火災にならないように1階の囲炉裏の火を監視する小窓も作られています。こうした工夫が施されたことで、1階の囲炉裏はいまだ現役で火が絶やされることがありません。囲炉裏で沸かしたお湯で入れた「野草茶(やそうちゃ)」をいただくこともできます。
スポット詳細情報
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〒501-5627
岐阜県大野郡白川村荻町796
電話番号
05769-6-1072
スポット種類
観光名所
営業時間
9:00~17:00
※ご見学の際はマスクの着用をお願いいたします
毎週水曜日
料金
大人400円 小人200円
交通手段
JR高岡駅から加越能バスで約2時間、白川郷バスターミナル下車、徒歩約7分
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